青森県おいらせ町:自由の女神像と銀の鴨が魅力!自然豊かで住みやすい町

青森県東部の太平洋に面した上北郡にあるおいらせ町は、豊かな自然と活気あふれる街並みが魅力の町です。自由の女神像や銀の鴨など、ユニークな観光スポットも数多く存在します。この記事では、おいらせ町の魅力を、地理、歴史、産業、地域、交通、観光スポット、特産品、出身著名人など、様々な角度から詳しくご紹介します。

青森県おいらせ町:豊かな自然と文化が調和する魅力的な町

青森県東部、上北郡に位置するおいらせ町は、太平洋に面した豊かな自然と、活気あふれる街並みが調和する魅力的な町です。十和田湖を源流とする奥入瀬川が町を流れ、四季折々の美しい景色を見せてくれます。隣接する八戸市、三沢市のベッドタウンとして発展しており、近年では人口増加も著しいことから、住みやすさと発展性を兼ね備えた町として注目されています。

おいらせ町の地理:太平洋に面した豊かな自然

おいらせ町は、上北郡の東南部に位置し、東部は太平洋に面しています。町名の由来となった奥入瀬川が東西に流れ、町全体に豊かな自然をもたらしています。奥入瀬川流域には、広大な水田地帯が広がり、農業が盛んです。また、太平洋に面した海岸線は、美しい砂浜と雄大な岩礁が続き、海水浴や磯遊びなど、レジャーにも最適です。

隣接する自治体

  • 三沢市
  • 八戸市
  • 上北郡六戸町
  • 三戸郡五戸町

おいらせ町の歴史:合併から発展を続ける町

おいらせ町は、2006年3月1日に上北郡の下田町と百石町が合併して誕生しました。合併前は、それぞれ歴史と文化を育んできた町であり、合併後もそれぞれの個性を生かした発展を続けています。

  • 2006年(平成18年)3月1日: 上北郡下田町・百石町が合併し発足。当初は六戸町を含む3町で「おいらせ市」として合併を目指していましたが、六戸町の離脱により、2町合併による「おいらせ町」が誕生しました。青森県内の町村の中では、最多の人口を擁しています。

おいらせ町の行政:町民の声を反映した行政運営

おいらせ町は、町民の声を反映した行政運営を目指し、様々な施策を推進しています。町長は町民からの信頼が厚く、地域の発展に貢献しています。

町長

氏名 就任年月日 退任年月日 備考
初代 三村正太郎 2006年3月 2010年3月25日 旧百石町長
2代 成田隆 2010年3月26日 2014年3月25日
3代 三村正太郎 2014年3月26日 2018年3月25日
4-5代 成田隆 2018年3月25日 現職
  • 2010年以降、町長選挙は成田氏と三村氏による一騎討ちが続いており、2018年までは交互に当選していました。2022年の町長選挙では成田氏が三村氏を制し、初めて連続当選を果たしました。

おいらせ町の産業:農業、商業、工業がバランスよく発展

おいらせ町は、農業、商業、工業がバランスよく発展しており、安定した経済基盤を築いています。特に近年では、ベッドタウン化が進み、多くの企業が進出してきました。

農業

  • コメ: 奥入瀬川流域の肥沃な土地を生かした米作りが盛んです。
  • イチゴ: 暖かい気候を生かしたイチゴ栽培も盛んです。
  • 長いも: 独特の粘り気が特徴の長いもは、おいらせ町の特産品です。
  • ニンジン: 栄養価の高いニンジンも、おいらせ町の重要な農産物です。

商業

  • おいらせ町商工会: 地域の商業活性化を支援しています。
  • イオンモール下田: 県南地域最大級のショッピングセンターとして、多くの買い物客でにぎわっています。イオン下田店を中心に100店舗以上が出店し、シネコンも併設しています。

工業

  • ベッドタウン化に伴い、進出工場も増加傾向にあります。食品加工、物流、自動車部品などの工場が数多く立地しています。

漁業

  • 百石漁港: 太平洋に面した百石漁港では、新鮮な魚介類が水揚げされます。

主な企業

  • 桃川株式会社: 酒類製造、販売を行う青森県内大手酒蔵です。
  • 日本フードパッカー青森工場: 畜産物の処理、加工、販売を行う日本ハムグループの企業です。

おいらせ町の地域:住みやすさと発展性を兼ね備えた町

おいらせ町は、豊かな自然と活気あふれる街並みが調和した、住みやすさと発展性を兼ね備えた町です。子育て世代にも人気が高く、近年では人口増加も著しいことから、将来性のある町として注目されています。

人口

平成27年国勢調査によると、前回調査から0.05%増の24,222人であり、増減率は県下40市町村中2位です。

人口
1970年(昭和45年) 17,036人
1975年(昭和50年) 17,251人
1980年(昭和55年) 17,637人
1985年(昭和60年) 18,632人
1990年(平成2年) 19,120人
1995年(平成7年) 21,031人
2000年(平成12年) 23,220人
2005年(平成17年) 24,172人
2010年(平成22年) 24,211人
2015年(平成27年) 24,222人
2020年(令和2年) 24,108人

教育

おいらせ町には、質の高い教育機関が充実しており、子どもたちの成長を育む環境が整っています。

  • 高等学校: 青森県立百石高等学校
  • 中学校: おいらせ町立下田中学校、おいらせ町立木ノ下中学校、おいらせ町立百石中学校
  • 小学校: おいらせ町立下田小学校、おいらせ町立木ノ下小学校、おいらせ町立木内々小学校、おいらせ町立百石小学校、おいらせ町立甲洋小学校

おいらせ町の交通:アクセス抜群で利便性が高い

おいらせ町は、鉄道、バス、道路と、様々な交通手段が整備されており、アクセス抜群です。隣接する八戸市や三沢市へのアクセスも良好で、利便性が高いことから、多くの企業や人が集まっています。

鉄道

  • 青い森鉄道
    • 青い森鉄道線: 下田駅 – 向山駅
  • 東北新幹線 (JR東日本)
    • 八戸駅 – 七戸十和田駅間 (約 6.4km)

バス

  • 十和田観光電鉄
  • おいらせ町民バス

道路

  • 有料道路
    • E4A 百石道路: (8) 下田百石IC
    • E4A 第二みちのく有料道路: 下田百石IC – (下田本線料金所) – 三沢十和田下田IC
  • 一般国道
    • 国道45号
    • 国道338号
  • 県道
    • 青森県道8号八戸野辺地線
    • 青森県道10号三沢十和田線
    • 青森県道19号八戸百石線
    • 青森県道119号五戸下田停車場線
    • 青森県道140号下田停車場線
    • 青森県道141号市川下田停車場線
    • 青森県道171号向山停車場六戸線
    • 青森県道213号柳町下田停車場線
    • 青森県道283号百石下田線

おいらせ町の観光スポット:自由の女神像や銀の鴨など魅力的なスポットが満載

おいらせ町には、歴史、自然、文化など、様々な魅力が詰まった観光スポットが数多く存在します。

名所・旧跡・観光スポット

  • 氣比神社: 南部藩最大の藩営牧場があったことから、馬を祀る神社として17世紀に創建されました。
  • 一里塚公園: かつての旅人の休憩所であった一里塚を復元した公園です。
  • カワヨグリーン牧場: ユースホステル併設の牧場です。
  • 間木堤: ハクチョウが飛来する有名な場所です。
  • 根岸の大銀杏: 樹齢1100年以上、日本最古の銀杏の木という説もある、県天然記念物です。
  • 百石えんぶり: 伝統芸能である百石えんぶりが披露されます。
  • 自由の女神像: ニューヨークと同緯度にあることから、本物の1/4の大きさにて建立されました。
  • 大山将棋記念館: 大山康晴十五世名人に関連する資料を中心に展示しています。
  • 阿光坊古墳群: 国の史跡に指定されています。
  • 民具ふれあい館: 昔の暮らしを偲ぶことができる民具が展示されています。
  • 観光農園 アグリの里おいらせ: 熱帯果樹園、イチゴ園、レストラン、天然温泉足湯を併設した観光農園です。

祭事・催事

  • 百石えんぶり: 2月
  • おいらせ春まつり: 4月下旬~5月
  • 氣比神社大祭: 7月下旬
  • 全国将棋祭り: 8月
  • おいらせ百石まつり: 9月
  • おいらせ下田まつり: 9月
  • 日本一のおいらせ鮭まつり: 11月第3土・日曜日

おいらせ町の特産品:美味しいものがたくさん!

おいらせ町には、美味しいものがたくさんあります。地元で生産された新鮮な食材を使った特産品は、お土産にも最適です。

  • 神酒 氣比の里: 町内のみの限定販売品です。
  • 清酒桃川: 地元の酒蔵「桃川株式会社」が醸造する、こだわりの日本酒です。
  • 銀の鴨: 宮内庁御用達のおいらせ町産のブランド鴨です。
  • おっぱいブランド: メロン、イチゴなどのブランド農産物です。
  • キャベツラーメン: おいらせ町産のキャベツを使ったラーメンです。

おいらせ町の出身著名人:様々な分野で活躍する人材

おいらせ町は、様々な分野で活躍する人材を輩出しています。

  • 伊藤美紀: 女子サッカー選手
  • 奥平光紀: ミュージカル俳優
  • 柏崎順子: 国文学者、一橋大学教授
  • 北向由樹: 政治家、バスケットボール選手
  • 嵯峨理久: サッカー選手
  • 袴田里見: 社会運動家、政治家
  • 三村申吾: 第17-21代青森県知事
  • 村井倉松: 外交官、第8代八戸市長

おいらせ町へのアクセス:車、電車、バスなど様々なアクセス方法

おいらせ町には、車、電車、バスなど様々なアクセス方法があります。

  • 車: 青森自動車道下田百石インターチェンジから約5分。
  • 電車: 青い森鉄道青い森鉄道線下田駅から徒歩数分。
  • バス: 十和田観光電鉄バス、おいらせ町民バスなどがあります。

まとめ:豊かな自然と文化が調和する魅力的な町

おいらせ町は、豊かな自然と活気あふれる街並みが調和する、住みやすさと発展性を兼ね備えた魅力的な町です。自由の女神像や銀の鴨など、ユニークな観光スポットも数多く存在します。美味しい特産品や、様々な分野で活躍する出身著名人もいます。ぜひ一度、おいらせ町を訪れて、その魅力を体感してみてください。

おいらせ町についてのクイズ

おいらせ町が東部に面している海はどれですか?

おいらせ町は青森県の東部に位置し、東面は太平洋に面しています。太平洋に接することにより、海水浴や磯遊びなどのレジャー活動が盛んです。また、豊かな海洋資源を生かした漁業も行われており、新鮮な魚介類が水揚げされます。自然豊かな環境であり、多様な食材が揃うことが地元経済にも大きく寄与しています。この地域は観光スポットとしても人気があり、海岸線の美しさも訪れる人々を魅了しています。

おいらせ町が合併して誕生した年月日はいつですか?

おいらせ町は2006年3月1日に上北郡の下田町と百石町が合併して誕生しました。合併前の2つの町は、それぞれ独自の歴史と文化を持っており、それぞれの個性が合併後も生かされています。この合併は、地域の発展を促進し、より多くの行政サービスやインフラ整備が可能となりました。特に合併後は、人口も増加しており、住みやすさを求める人々にとって魅力的な町となっています。

おいらせ町の交通手段に含まれないのはどれですか?

おいらせ町は、交通手段として鉄道、バス、そして各種道路が整備されています。青い森鉄道と東北新幹線が利用できるほか、周辺地域へのアクセスも良好です。バス網も充実しており、町民の移動を支える重要な役割を果たしています。一方、モノレールはおいらせ町には存在せず、一般的な公共交通機関としては利用されていません。そのため、車や鉄道、バスを利用するのが一般的です。

おいらせ町の特産品に含まれないのはどれですか?

おいらせ町の特産品には、地元で生産された新鮮な食材を使った品々があります。銀の鴨は宮内庁御用達のブランド鴨であり、清酒桃川は地元の酒蔵が醸造する日本酒です。一方で、サーモンは特においらせ町の特産品としては言及されておらず、主に他の地域で生産されるものです。このように、地域ごとに異なる特産品があり、観光や地域経済に寄与しています。