「まほろばの里」として知られる山形県東置賜郡高畠町は、豊かな自然と歴史、そして活気ある産業が調和する、人口約2万1千人の町です。日本一のデラウェア生産量を誇り、ラ・フランス発祥の地としても知られる高畠町は、農業と工業が融合した活気ある地域として発展を続けています。
概要
高畠町は、有機農業が盛んな町としても知られています。日本一のデラウェアの生産量を誇り、高畠町三条目地区はラ・フランスの発祥の地として有名です。農業では、稲作、果樹栽培、野菜栽培、畜産、山菜などが盛んで、食料品工業、酒蔵、ワインメーカー、パン製造企業なども多く存在しています。機械工業、電子工業、リサイクル企業、バイオマス企業など、様々な分野の企業が立地しており、「農業と工業」の調和がとれた町として発展しています。
地理
高畠町は、山形県南東部の東置賜郡に位置し、奥羽山脈に囲まれた盆地に広がっています。町内には、最上川、屋代川、和田川などの河川が流れ、蛭沢湖や鈴沼などの湖沼も点在しています。
- 位置: 東経: 140°07′〜140°17′、北緯: 37°54′〜38°05′
- 山: 奥羽山脈(竜ヶ岳、駒ヶ岳)
- 河川: 最上川、屋代川、和田川
- 湖沼: 蛭沢湖、鈴沼
気候
高畠町は、内陸部に位置するため、寒暖の差が大きく、気温の年較差、日較差が大きいのが特徴です。冬には多くの雪が降り、周辺の自治体と同様に特別豪雪地帯に指定されています。
| 高畠(1991年 – 2020年)の気候 |
|—|—|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 最高気温記録 °C (°F) | 13.8 (56.8) | 19.0 (66.2) | 22.6 (72.7) | 29.7 (85.5) | 35.2 (95.4) | 35.4 (95.7) | 36.9 (98.4) | 38.1 (100.6) | 36.8 (98.2) | 30.4 (86.7) | 24.9 (76.8) | 19.0 (66.2) | 38.1 (100.6) |
| 平均最高気温 °C (°F) | 2.4 (36.3) | 3.4 (38.1) | 7.8 (46) | 15.6 (60.1) | 21.9 (71.4) | 25.4 (77.7) | 28.5 (83.3) | 30.2 (86.4) | 25.6 (78.1) | 19.2 (66.6) | 12.1 (53.8) | 5.4 (41.7) | 16.5 (61.7) |
| 日平均気温 °C (°F) | -0.9 (30.4) | -0.6 (30.9) | 2.6 (36.7) | 9.1 (48.4) | 15.3 (59.5) | 19.6 (67.3) | 23.2 (73.8) | 24.3 (75.7) | 19.9 (67.8) | 13.2 (55.8) | 6.8 (44.2) | 1.6 (34.9) | 11.2 (52.2) |
| 平均最低気温 °C (°F) | -4.2 (24.4) | -4.4 (24.1) | -1.8 (28.8) | 3.1 (37.6) | 9.0 (48.2) | 14.4 (57.9) | 19.0 (66.2) | 19.7 (67.5) | 15.5 (59.9) | 8.5 (47.3) | 2.5 (36.5) | -1.6 (29.1) | 6.7 (44.1) |
| 最低気温記録 °C (°F) | -14.2 (6.4) | -19.2 (-2.6) | -13.0 (8.6) | -6.5 (20.3) | -0.7 (30.7) | 4.8 (40.6) | 9.6 (49.3) | 10.3 (50.5) | 3.9 (39) | -1.7 (28.9) | -7.8 (18) | -16.1 (3) | -19.2 (-2.6) |
| 降水量 mm (inch) | 113.0 (4.449) | 69.5 (2.736) | 74.6 (2.937) | 65.4 (2.575) | 75.7 (2.98) | 103.6 (4.079) | 184.9 (7.28) | 143.4 (5.646) | 124.6 (4.906) | 114.6 (4.512) | 92.1 (3.626) | 119.0 (4.685) | 1,283 (50.512) |
| 平均降水日数 (≥1.0 mm) | 19.5 | 15.3 | 13.7 | 10.8 | 9.6 | 10.0 | 13.7 | 10.5 | 10.9 | 11.3 | 14.0 | 18.1 | 157.3 |
| 平均月間日照時間 | 60.1 | 87.1 | 138.7 | 174.2 | 198.4 | 168.0 | 151.3 | 186.4 | 137.0 | 126.0 | 92.3 | 58.9 | 1,578.5 |
| 出典1:Japan Meteorological Agency |
| 出典2:気象庁[1] |
町勢
高畠町は、豊かな自然と歴史に恵まれた、住みやすい町です。
- 面積: 180.26平方キロメートル(令和2年1月1日国土地理院)[2]
- 人口: 21,949人(令和5年4月1日現在)[2]
- 男性: 10,750人、女性: 11,199人
- 世帯数: 7,793世帯
まほろばの里
「まほろば」は、古事記などにみられる「まほら」という古語に由来し、「丘、山に囲まれた稔豊かな住みよいところ」という意味があります。昭和30年代に町役場にてキャッチコピーを募集した際、町役場職員(糠野目)の濱田善雄が発案し、採用されました。
わたくしたちは、奥羽の山なみにいだかれた天恵の自然風土と、縄文のいにしえからの歴史と文化遺産をもつ、まほろばの里の住民です。先人のきずいたすぐれた基盤の上に新しい創造を重ね、うるおいと活力にみちた人間の町づくりをめざします。
わたくしたちは、高畠町民としての誇りと責任をもつてここに五つの誓いをたて、ゆたかな土の香りとみがかれた技と、深いまごころが織りなす自治の里をつくるために、力を合わせます。わたくしたちは、
- 自然と歴史を大切にし、調和のあるまちをつくります。
- からだをきたえ温かい心を育て、生きがいのあるまちをつくります。
- 誇りと喜びをもって働き、活力のあるまちをつくります。
- たがいに学び合い文化を高め、知性のあるまちをつくります。
- 郷土を愛し若い力を伸ばし、希望のあるまちをつくります。
— 町民憲章、高畠町
地域
高畠町は、町内を6つの地区に分けています。
- 屋代地区
- 高畠地区
- 二井宿地区
- 亀岡地区
- 和田地区
- 糠野目地区
歴史
高畠町の歴史は古く、縄文時代から人が住んでいたことがわかっています。その後、伊達氏、上杉氏などの支配を経て、明治時代に現在の高畠町となりました。
- 明治維新以前
- 689年(持統天皇3年) – 持統紀陸奥の国優嗜曇郡(うきたむのこおり)。
- 712年(和銅5年) – 出羽の国が建置(置賜郡は隷属)。
- 927年(延喜5年) – 延喜式に出羽の国を十一郡に分け、そのうちの置賜郡を更に七分した一つに「屋代」と明記。
- 1083年(寿永2年) – 平泉藤原氏が陸奥出羽を領し、約100年間この地を治める。
- 1192年(建久3年) – 大江氏が置賜郡長井荘(置賜全域)地頭となり、140年間支配。
- 1335年(建武2年) – 後醍醐天皇が楠木正成に出羽国屋代荘を賜る。
- 1380年(南朝天授6年) – 伊達宗遠が長井氏を討ち、212年間伊達氏の支配。
- 1591年(天正19年) – 伊達政宗が岩出山城に移封、蒲生氏郷が統治(7年間)。
- 1598年(慶長3年) – 越後の上杉景勝が会津に封ぜられ、直江兼続が伊達・信夫・米沢を領する。
- 1600年(慶長5年) – 関ヶ原の戦い後、上杉景勝が減封され米沢に入部。
- 1689年(元禄2年) – 「屋代郷」三万石の目安御預かりをとかれ、幕府直轄となる。
- 1742年(寛保2年) – 「屋代郷」は上杉家の管領地となる。
- 1767年(明和4年) – 織田氏が高畠に移封、屋代郷が二分され、織田氏と上杉氏の支配を受ける。
- 1831年(天保2年) – 織田氏が天童に移封。
- 1770年(明和7年) – 「屋代郷」の一部(14カ村)が幕府直轄となる(6年間)。
- 1776年(安永5年) – 10カ村が幕府直轄(8年間)。
- 1784年(天明4年) – 10カ村が最上柏倉陣屋扱い(4年間)。
- 1791年(寛政3年) – 「屋代郷」は三度上杉支配となる(76年間)。
- 1866年(慶応2年) – 「屋代郷」は全部上杉領となる。
- 1867年(慶応3年) – 大政奉還。
- 明治期
- 1867年(明治9年) – 今の山形県となる。
- 1879年(明治11年) – 東置賜郡役所が設置される。
- 1889年(明治22年)4月1日 – 町村制施行により「東置賜郡」に以下の6村が発足。
- 高畠村 ← 高畑村、安久津村、小郡山村、高安村、泉岡村、塩森村、金原村[3]
- 二井宿村 ← 二井宿村
- 屋代村 ← 竹森村、根岸村、時沢村、深沼村、一本柳村、三条目村、川沼村、柏木目村、相森村、中里村
- 亀岡村 ← 亀岡村、露藤村、入生田村、船橋村
- 和田村 ← 元和田村、上和田村、下和田村、馬頭村、佐沢村
- 糠野目村 ← 小其塚村、上平柳村、蛇口村、夏茂村、福沢村、石岡村、大橋村、山崎村
- 1895年(明治28年)12月12日 – 高畠村が町制施行・改称、高畑町となる。
- 1905年(明治38年)1月13日 – 高畠町が改称、高畠町となる。
- 昭和期以降
- 1954年(昭和29年)10月1日 – 高畠町、二井宿村、屋代村、亀岡村、和田村が合併、社郷町(やしろごうまち)となる。
- 1955年(昭和30年)4月1日 – 社郷町が糠野目村を編入、改称し高畠町となる。
- 1955年(昭和30年)公立高畠病院を設置。
- 1957年(昭和32年)4月1日 – 大橋地区と石岡地区の一部を、赤湯町に編入。
- 1960年(昭和35年)4月 – 高畠町商工会誕生。
- 1964年(昭和39年)
- 1月 – 町章制定。
- 6月 – 山形県における企業誘致の先駆けとなった株式会社日電高畠製作所(のちの山形日本電気、現:ASEジャパン)が設立[4]。
- 1967年(昭和42年)
- 4月 ‐ 町常備消防署発足。
- 8月 – 羽越水害(災害額6億4千万円)。
- 12月 – 消防新庁舎完成。
- 1968年(昭和43年) – 役場庁舎完成。
- 1972年(昭和47年) – 濱田廣介を名誉町民に推挙。
- 1973年(昭和48年) – 高畠町史「上巻」発刊。
- 1976年(昭和51年) – 高畠町史「中巻」発刊。
- 1979年(昭和54年)
- 6月 – 新野廣吉を名誉町民に推挙。
- 11月 – 高畠町郷土資料館開館。町民憲章制定。
- 1982年(昭和57年) – 特別養護老人ホーム「まほろば荘」オープン。
- 1986年(昭和61年)
- 6月 – まほろばの緑道全線開通。
- 10月 – 高畠町史「下巻」発刊。
- 11月 – 町武道館落成。
- 平成期
- 1992年(平成4年)
- 7月 – 山形新幹線開業。
- 9月 – 高畠町太陽館オープン(高畠駅)。
- 1993年(平成5年) – 県立考古資料館開館。
- 11月3日 – 高畠町文化ホール新築工事完成、開館。
- 2016年(平成28年) – 町内4中学校を統合した町立高畠中学校新築工事完成、開校。
- 1992年(平成4年)
- 令和期
- 2019年(令和元年)
- 7月 – 高畠町図書館新築工事完成、開館。
- 7月 – 高畠町屋内遊技場「もっくる」高畠町第4中体育館を改築、開館
- 2023年(令和5年) – 町新庁舎建設工事開始。
- 2019年(令和元年)
教育
高畠町には、子供たちが安心して学び成長できる教育機関が充実しています。
高等学校
- 山形県立高畠高等学校
中学校
- 高畠町立高畠中学校
小学校
- 高畠町立亀岡小学校
- 高畠町立高畠小学校
- 高畠町立二井宿小学校
- 高畠町立糠野目小学校
- 高畠町立屋代小学校
- 高畠町立和田小学校
- 上和田分校(閉校)
乳幼児施設
- やしろ保育園
- にじいろこども園
- なごみこども園
- つくし保育園
- なかよし保育園
- たかはたこども園
- まつかわ幼稚園
経済
産業
高畠町は、農業と工業が調和した活気のある町です。
- 産業人口
- 農業従事者数: 5,843人
- 工業従事者数: 4,117人
- 商業従事者数: 1,519人
- 町の特産品
- 米、ラ・フランス、さくらんぼ、りんご、ぶどう、まつたけ、牛肉、鯉、清酒、ワイン、ミルクケーキ、そば、納豆、乳製品、農産加工品(ジュース、ジャム、ドレッシング、漬物等)
- 高畠つや姫(高畠ブランド推進協議会)
高畠町に本社及び拠点を置く主な企業・団体
-
高畠町観光物産協議会
- 高畠ワイン(株)
- 米鶴酒造(株)
- 後藤康太郎酒造
- (資)後藤酒造店
- (株)たかはたファーム
- 三弘製薬(株)食品部山形工場
- (株)三奥屋
- 三和漬物食品(株)
- (有)後藤屋
- つけものと手打ちそばの伊澤
- (株)三和フーズ
- 日本製乳(株)
- (有)高畠納豆
- よねおりかんこうセンター
- たいようぱん(株)
- (株)りんご苑
- (有)高砂屋菓子店
- 高畠製菓組合
- (有)菅野食品 こんにゃく本舗
-
製造業
- F.M.Pカンノ株式会社
- 小森マシナリー [注 1]
- オカムラ高畠事業所
- ASEジャパン
- (株)玉野板金工業
- (株)島津板金製作所
- (株)上和電機
- (株)山又製作所山形工場
- 東日部品工業(株)
- (株)エコーハイテク
- (有)秀機
- 尾﨏精機(株)
- リュー精機(株)
- (有)ヤマカワ電機
-
リサイクル事業
- (株)ウエステック山形
- (有)高万商店
- 県南リサイクルセンター協同組合
-
バイオマス事業
- グリーンパワーテクノ(株)
-
農業
- (株)屋代郷 (農地所有的確法人)
郵便局
- 高畠郵便局(集配局)
- 中和田郵便局
- 糠野目郵便局
- 亀岡郵便局
- 二井宿郵便局
- 屋代郵便局
- 山形第一信用組合本店
金融機関
- 山形銀行高畠支店
- きらやか銀行高畠支店
- 米沢信用金庫高畠糠野目支店
- 山形第一信用組合本店、糠野目支店
- 山形おきたま農業協同組合たかはた支店
交通
空港
- 町内に空港はない。最寄りの空港は東根市にある山形空港である。
鉄道
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 奥羽本線(山形線): 高畠駅
- 高畠駅は山形新幹線も停車する。
- 奥羽本線(山形線): 高畠駅
タクシー
- 羽山観光タクシー
- まほろば合同タクシー
- みつわタクシー
レンタカー
- トヨタレンタカー赤湯駅前店
高畠町デマンド交通
- 高畠町内を運行区域として、3台のデマンドタクシーが運行しています。
- 運行時間 午前8時〜午後4時
- 町内の方に限らずどなたでもご利用できます。
道路
高速道路
* E13 東北中央自動車道
* (米沢市) – (11)南陽高畠IC – (南陽市)
一般国道
* 国道13号
* 国道113号
* 国道399号
都道府県道
* 主要地方道
* 山形県道1号米沢高畠線
* 山形県道7号高畠川西線
友好交流都市
- 神奈川県横浜市栄区
名所・旧跡・観光スポット
高畠町には、歴史と文化を感じられる名所や、自然を満喫できる観光スポットが数多くあります。
- 国指定文化財(史跡)
- 日向洞窟
- 火箱岩洞窟
- 一の沢洞窟
- 大立洞窟
- 県指定文化財(史跡)
- 清水前古墳群
- 安久津古墳群
- 北目古墳
- 源福時古墳
- 加茂山洞窟古墳
- 味噌根古墳
- 安久津古墳
- 鳥居町古墳
- 県指定文化財(天然記念物)
- 竹森のアベマキ・日向のアベマキ
- 小湯山風穴植物群落
- 県指定文化財(建造物)
- 安久津八幡神社 八幡神社本殿・三重塔・舞楽殿
- 高房神社 石鳥居
- 大聖寺(亀岡文殊)
- 耕福寺
- 西来院
- 高畠城跡
- 資福寺跡(伊達政宗幼少時の学問所。境内に伊達輝宗及び遠藤基信の墓がある)
- 犬の宮・猫の宮
- 鳩峰峠
- 浜田広介記念館
- 山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館
- 高畠町郷土資料館
- 米織観光センター
- 高畠ワイナリー
- まほろばステーション(道の駅たかはた)
- 太陽館(高畠駅) – 駅構内に温泉がある
- まほろば古の里歴史公園
祭事・催事
高畠町では、一年を通して様々なイベントが開催されています。
- 4月 – レンタサイクルオープン(太陽館)
- 5月 – 高畠ワイナリースプリングフェスタ、安久津八幡神社春まつり、ひろすけ子ども祭(浜田広介記念館)
- 6月 – 道の駅たかはたまつり: さくらんぼフェア
- 7月 – 全国ペット供養祭(犬の宮)
- 8月 – まほろば河童祭り(駅前商店街)、道の駅たかはたまつり: お帰りなさいふるさとフェア、青竹ちょうちんまつり[5]
- 9月 – 安久津八幡神社秋まつり、高畠ロードレース兼まほろばマラソン大会(高畠町役場)
- 10月 – 高畠ワイナリー秋の収穫祭、全日本50km競歩高畠大会、道の駅たかはたまつり: 秋の収穫祭
- 2月 – 冬咲きぼたんまつり、たかはたの冬まつり[5]
出身有名人
- 伊藤隆壽 – 仏教学者、駒澤大学名誉教授
- 浜田広介 – 童話作家
- 工藤俊作 – 軍人
- 神保信彦 – 軍人、日本リサール協会理事長
- 大塚勝夫 – 経済学者
- 東山昭子 – 日本九重流詩吟学会会長
- 伊沢まき子 – 陸上選手、1964年東京オリンピック出場
- 青木裕子 – タレント
- 遠藤五一 – 名稲会会員
- 中川吉右衛門 – 稲作篤農家(自然栽培農家)
- ナダル – お笑い芸人、コロコロチキチキペッパーズ
その他
- 映画『スウィングガールズ』(矢口史靖、2004年)
ロケ地。高畠町のある置賜地方で撮影された。県立高畠高校などが撮影に使用されている。 - 第11回山形ふるさとCM大賞ユーモア賞受賞(2010年度)
脚注
注
- 小森コーポレーションの完全子会社。
出典
- “高畠 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年4月9日閲覧。
- ^ a b c “町勢要覧”. 高畠町. 2021年10月17日閲覧。
- 『高畠町史』下巻, p.699~703 高畠町史編集委員会編, 高畠町, 1972
- 『山形県地域開発史 続 上巻』P 281
- ^ a b イベント・祭(高畠町観光協会)
参考文献
- 山形県地域開発史作成事務局編 『山形県地域開発史 続 上巻』 山形県職員研修所、1998年。
- 高畠町町史(上中下)巻
関連項目
- 高畠藩
- 高畠城
- 高安犬物語
- 高安犬
- 上和田有機米生産組合
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 高畠町 (town.takahata) – Facebook
- 高畠町公式チャンネル – YouTubeチャンネル
- 高畠町観光協会
高畠町についてのクイズ
高畠町は何県に位置していますか?
高畠町は山形県の東置賜郡に位置しています。山形県は東北地方の中部に位置する県で、自然が豊かで美しい風景が広がっています。高畠町は奥羽山脈に囲まれた盆地に広がる町で、最上川や屋代川といった河川が流れるなど、自然環境に恵まれています。高畠町は人口約2万1千人の町で、農業と工業が調和した地域であり、日本一のデラウェア生産量を誇るほか、ラ・フランス発祥の地ともされています。このように地方産業が発展している背景には、地域の特性や歴史的な背景が大きく影響しています。
高畠町の気候はどのような特徴がありますか?
高畠町は内陸部に位置するため、寒暖の差が大きい気候が特徴です。特に冬には多くの雪が降り、特別豪雪地帯に指定されています。年較差や日較差が大きく、このため四季がはっきりと分かれています。気温は冬は厳しい寒さが続き、夏は比較的暑くなるため、農業にとっては収穫の季節に影響を与える大切な要素となります。このような気候は高畠町が様々な農作物を生産する上で重要な役割を果たしており、特にデラウェアやラ・フランスなどのフルーツが有名です。
高畠町の面積はどのくらいですか?
高畠町の面積は180.26平方キロメートルです。この広さは、豊かな自然環境と農業地帯を供給するために十分なスペースを提供しています。高畠町は、山々に囲まれた盆地の地形を持っており、農業や観光業に適した地域です。この面積の中で、豊かな自然や歴史的な名所、さらには地元の特産品であるデラウェアの栽培などが行われています。町民の生活は農業に基づいている部分も多く、産業の発展と保全活動が両立する地域としても知られています。
高畠町はどのような祭事を開催していますか?
高畠町では冬咲きぼたんまつりなど様々な祭事やイベントが開催されています。この祭事は地域の冬の魅力をアピールするもので、参加者は冬季の寒さの中で咲くボタンの花を楽しむことができます。高畠町では他にも四季折々のイベントが充実しており、特に春にはさくらんぼフェア、夏には河童祭り、秋には収穫祭など、地域の特産品や文化をふんだんに取り入れた祭が行われています。これにより、町民同士の交流や観光客の誘致にも力を入れています。