青森県北津軽郡中泊町は、津軽半島の中央部に位置する自然豊かな町。十三湖や龍泊ラインなど、雄大な自然と歴史を感じられる観光スポットが満載です。豊かな自然に抱かれた静寂の空間で、ゆったりと過ごす時間を満喫しましょう。
中泊町の魅力:豊かな自然と歴史が織りなす風景
中泊町は、津軽半島の中央部に位置し、豊かな自然と歴史が息づく町です。かつては中里町と小泊村が合併して誕生したことから、町域は旧中里町域と旧小泊村域に分かれた飛地となっています。
地理:自然豊かな津軽半島の魅力
中泊町は、山々、河川、湖沼など、多様な自然に恵まれています。
山:雄大な自然を満喫
- 中山峠
- 玉清水山
- 袴腰岳
- 横岳
河川:清流が育む豊かな生態系
- 岩木川
- 鳥足沢
- 柏木沢
- 今泉川
- 鍋越沢
- ササ沢
- 湯ノ沢
- 切明沢
- 母沢
- 相ノ股沢
- 倉ノ沢
- 中ノ股沢
- 薄市川
- 田ノ沢
- 鳥谷川
- 馬鹿川
- 西川
- 三本川
- 石川
- 尾別川
- 猪ヶ沢
- 馬坂沢
- 中里川
- 滝ノ沢
- 宮野沢川
- 苗代沢
- 母沢
- 衛門四郎沢
- 大石沢
- 新河
湖沼:自然と触れ合う癒やしの空間
- 十三湖:中泊町を代表する観光スポット。水鳥の宝庫として知られ、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。
- 上高根溜池
- 大沢内溜池
歴史:古くから栄えた町の物語
中泊町は、古くから交通の要衝として栄えてきました。歴史を感じさせる史跡や文化遺産が数多く残されています。
合併の歴史:2つの町の物語が紡ぎだす新しい章
- 2005年(平成17年)3月28日:北津軽郡中里町と小泊村が合併し、中泊町が発足しました。
自然災害と復興:町の歩みを語る貴重な記録
- 2022年(令和4年)8月9日: 集中豪雨に見舞われ、床上浸水48棟、床下浸水34棟という甚大な被害が発生しました。町は災害からの復興に向けて、懸命に取り組んでいます。
行政:町民の暮らしを守る
町長:地域の発展を牽引するリーダー
- 濱舘豊光氏:2017年4月24日から現職の町長。地域の発展のために尽力されています。
町議会:住民の声を反映する議決機関
- 定数15人。町民の代表として、町政に関する重要な議決を行っています。
姉妹都市・提携都市:友好の絆を深める
国内:交流を通じて発展を促進
- 宮崎県小林市:2001年(平成13年)11月11日、教育・文化・産業の交流協定を締結。
- 栃木県那須烏山市:教育・文化の交流を深めています。
地域:活気あふれる町の暮らし
人口:自然と共存する穏やかな暮らし
平成27年国勢調査によると、中泊町の人口は11,187人。自然豊かな環境の中で、穏やかな暮らしが営まれています。
教育:未来を担う子どもたちの成長を支える
小学校
- 中泊町立中里小学校
- 中泊町立武田小学校
- 中泊町立薄市小学校
- 中泊町立小泊小学校
中学校
- 中泊町立中里中学校
- 中泊町立小泊中学校
高等学校
- 青森県立中里高等学校
- 青森県立金木高等学校小泊分校(2008年・金木高等学校へ統合)
学校教育以外の施設
- 中里職業能力開発校(認定職業訓練による職業訓練施設)
神社・寺院:歴史と文化を受け継ぐ
- 中里八幡宮
- 胸肩神社
- 猿賀神社
- 弘法寺
- 妙法寺
- 弘誓寺
- 般若寺
- 善導寺
- 真勝寺
- 光勝寺
産業:地域資源を生かした活力
農業、林業など、第一次産業が盛んです。豊かな自然環境を生かした特産品が数多く生産されています。
郵便:情報と物流の拠点
- 中里郵便局(集配局) (84051)
- 小泊郵便局 (84038)
- 武田郵便局 (84123)
- 内潟郵便局 (84134)
- 下前簡易郵便局 (84708)
金融機関:地域経済を支える
- みちのく銀行
- 中里支店
- 小泊支店
- つがるにしきた農業協同組合
交通:アクセスと移動手段
鉄道:津軽鉄道が町を結ぶ
- 津軽鉄道線:大沢内駅 – 深郷田駅 – 津軽中里駅
町域を北海道新幹線および海峡線が通過していますが、青函トンネル内のため町内に利用可能な駅は存在しません。
バス:地域を結ぶ交通網
- 弘南バス
- 長富・金木・中里・小泊線(五所川原 – 金木 – 中里 – 相内 – 下前 – 小泊)
- 十三線(五所川原 – 木造 – 車力 – 十三 – 相内 – 下前 – 小泊)
- 津軽中里駅 – 奥津軽いまべつ駅
- 中泊町地域間連絡バス(弘南バス運行委託)
- 中里パルナス – 小泊診療所前
道路:車でのアクセスも快適
- 国道339号
- 青森県道12号鰺ケ沢蟹田線
- 青森県道102号大沢内停車場線
- 青森県道103号津軽中里停車場線
- 青森県道183号富野大沢内停車場線
- 青森県道189号富萢薄市線
- 青森県道197号神原中里線
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事:中泊町ならではの体験
自然と触れ合う
- 十三湖:水鳥の宝庫として知られ、四季折々の美しい景色を楽しめます。カヌーやサイクリング、釣りなど、様々なアクティビティを楽しむことができます。
- 不動の滝:雄大な自然を感じられるパワースポット。マイナスイオンを浴びながら、癒やしの時間を過ごしましょう。
歴史と文化に触れる
- なかさとまつり(なにもささ踊り):毎年8月15日に行われる伝統的な祭り。勇壮な踊りや華やかな屋台が楽しめます。
- 尾別牧場:広大な敷地で、のんびりと過ごすことができます。乳製品の製造工程を見学することもできます。
- 大導寺牧場:酪農体験や乗馬を楽しむことができます。自然の中で、動物と触れ合いましょう。
- 滝ノ沢ふるさと砂防愛ランド:自然と防災を学ぶことができる施設。砂防の歴史や重要性を学ぶことができます。
- 中里城史跡公園:中世の城跡を整備した公園。歴史を感じながら、散策を楽しめます。
- 中里城遺跡:中里字亀山にある県史跡。かつての城の様子を想像することができます。
- 町立博物館:中里字紅葉坂にある博物館。中泊町の歴史や文化を学ぶことができます。
- 中泊町森林公園:緑豊かな自然に囲まれた公園。森林浴や散策を楽しむことができます。
- 桜づつみ公園:春には桜の花が咲き乱れ、美しい景色を楽しむことができます。
- 権現崎:太平洋を一望できる絶景スポット。雄大な自然のパノラマを満喫できます。
文学と芸術に触れる
- 小説「津軽」の像記念館:小説「津軽」の作者である、故・太宰治の文学に触れられます。
食を楽しむ
- 道の駅こどまり:地元の特産品や新鮮な農産物を販売しています。
出身有名人:中泊町から世界へ羽ばたく人々
- 三上寛:フォークシンガー
- 源氏山頼五郎:元大相撲力士、最高位関脇
- 十三ノ浦金四郎:元大相撲力士、最高位前頭
- 津軽國芳隆:元大相撲力士、最高位十両
- 出羽の花義貴:元大相撲力士、最高位関脇
- 横山ひでき:ローカルタレント(旧中里町)
- 米塚義定:柔道家・元オリンピックのアメリカ合衆国選手団柔道アメリカ代表監督
- 宝富士大輔:現役大相撲力士、最高位関脇
- 阿武咲奎也:現役大相撲力士、最高位小結
- 井沼清七:元オリンピック選手、陸上競技短距離
- 升田世喜男:衆議院議員(旧小泊村)
- 朝乃涛誠:元大相撲力士、最高位十両
- 三上枝織:声優
脚注
- “深浦の孤立集落 長慶平は解消”. 陸奥新報 (2022年8月11日). 2022年8月11日閲覧。
- 中里城遺跡 – 青森県、古代には防御的な環壕集落、中世には城館
- 中泊偉人伝人ものがたり
- 青森県民初のオリンピアンでもある。
外部リンク
- 中泊町
- 地図 – Google マップ
中泊町は、豊かな自然と歴史、そして温かい人情あふれる町です。ぜひ訪れて、その魅力を体感してください。
中泊町についてのクイズ
中泊町は津軽半島のどの部分に位置していますか?
中泊町は青森県北津軽郡に位置し、津軽半島の中央部に位置しています。この地理的な特徴は、周囲の山々や湖沼、河川など豊かな自然環境を持つことに寄与しています。十三湖や龍泊ラインが近くにあり、観光地としても知られています。また、自然や歴史が調和した町であり、古くから交通の要衝として栄えてきた背景があります。
中泊町が発足した年はいつですか?
中泊町は2005年3月28日に北津軽郡中里町と小泊村が合併して発足しました。合併によって新たな町が形成され、歴史的な背景を持つ地域として、自然と文化の魅力を存分に感じさせる町へと生まれ変わりました。合併は地域住民にとって新しい可能性を示し、現在では観光や農業など、多岐にわたる産業の発展に寄与しています。
中泊町に存在する代表的な湖は何ですか?
中泊町を代表する湖は十三湖です。この湖は水鳥の宝庫として知られ、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。さらに、カヌーやサイクリング、釣りなど、さまざまなアクティビティを提供する観光地としても人気があります。十三湖の美しさと生態系の豊かさは、多くの訪問者を惹きつけ、地元の自然環境を大切にすることの重要性を示しています。
中泊町の町長は誰ですか?
現在の中泊町の町長は濱舘豊光氏で、2017年4月24日からその職を務めています。町長は地域の発展に尽力し、町民の生活向上を目指しています。地域の課題やニーズに応じた施策を推進し、住民の声を反映させながら、活気ある町づくりを進めています。町長のリーダーシップのもと、中泊町は地域振興や災害復興に取り組んでいます。
中泊町が提携を結んでいる都市はどこですか?
中泊町は宮崎県小林市と提携を結んでおり、2001年11月11日に教育・文化・産業の交流協定を締結しました。この協定は、両町の住民同士の交流を深め、地域の発展を促進することを目的としています。また、栃木県那須烏山市とも交流を深めており、教育や文化の面での協力が模索されています。これにより、地域間の絆が強まり、相互理解が進んでいます。