山形県上山市の魅力!城下町・宿場町・温泉街が織りなす歴史と自然の宝庫

山形県村山地方の南東部に位置する上山市は、古都の趣き漂う城下町、賑わいのある宿場町、そして「健康・美肌の湯」として名高い温泉街が融合した、魅力的な街です。

概要

上山市の歴史は古く、鎌倉幕府から五十嵐小文治が地頭として派遣され、本市地域を統治したとされています。室町時代には斯波満長が高楯城を築城し、発展を遂げました。江戸時代には上山藩の城下町や羽州街道の宿場町として栄え、現在では上山温泉で知られています。城下町・宿場町・温泉街の3つを同時に兼ね備えた都市は全国的にも珍しく、歴史と文化、そして温泉を満喫できる観光地として人気を集めています。

市名の由来

市制施行時において、旧上山町が合併する自治体で最も規模が大きく、その名を踏襲しました。

上山は、古くは「神山」と呼ばれていたとされています。また、蔵王山(蔵王連峰)の麓にあることから古来「山方」と呼ばれており、さらに「上山方」と「下山方」に分けられ、「下山方」は後に「山形」となり、「上山方」は「上山」と呼ばれるようになったともされています。

一説として、この地域が上大山(かみのおおやま)といわれ、その後「上の山・上野山」と当時の書籍に記されて、その名が定着したともされています。

なお、応永年間に斯波満長が虚空蔵山に高楯城を築城のうえ当地を領し、上山殿と称して「上山」を名字として使用しました。

象徴

市章

上山市章は1955年(昭和30年)5月24日に制定されました。一般公募により市内在住の富士秀夫のデザインが選ばれ、「上山」の文字をデザイン化し、上山温泉郷のルーツともいえる鶴をかたどったものです。同時に種子から萌え出ようとする力を表し、未来への躍動を象徴しています。

市民憲章

1964年(昭和39年)10月1日に制定されました(市制10周年時)。

  • みんな健康でよく働き ゆたかなまち 上山をつくりましょう
  • みんなきまりをよく守り 住みよいまち 上山をつくりましょう
  • みんな互いにたすけあい しあわせのまち 上山をつくりましょう
  • みんな教養を身につけ 平和のまち 上山をつくりましょう
  • みんな環境をととのえ 美しいまち 上山をつくりましょう

市の花・市木・市の鳥

  • 市の花:キク 1974年(昭和49年)10月1日制定(市制20周年時)
    市内には観賞用から食用まで多くの種類のキクが栽培されています。市制20周年を機に市民からの公募で選定されました。
  • 市の木:アララギ 1974年(昭和49年)10月1日制定(市制20周年時)
    アララギ派歌人斎藤茂吉にゆかりの深い樹木で、イチイ科の常緑針葉高木。市内の各所に見事な老樹名木を観ることができます。市制20周年を機に市民からの公募で選定されました。
  • 市の鳥:コサギ 1994年(平成6年)10月1日制定(市制40周年時)
    きれいな川や水田に生息するコサギの別名は「白鷺」。白く清楚なイメージが城のまちにふさわしいことから、市制40周年を記念して選定されました。
  • 市の花木:上ノ山麒麟 2014年(平成26年)10月1日制定(市制60周年時)
    大正期から全国の愛好者に名声を馳せた上山固有の伝統的な品種。アザレア、サツキ系。市制60周年を記念して選定されました。

シンボルマーク

シンボルマークは1990年(平成2年)に決定しました。へのへのもへじを思わせる素朴な伝統かかしをモチーフとし、背景は秋の実りをイメージした黄金色、アルファベットでKAMINOYAMAと書きこんだものです。一般公募により山形市在住の松岡英男の作品を選定し、山形大学教育学部の早坂功助教授が補作しました。マンホールの蓋などで見られます。

地理

山形県南東部に位置し、村山地方の最南端で、市の北側は県庁所在地である山形市と接しています。国道13号やJR奥羽本線(山形線)、東北中央自動車道が南北に走り、交通の便にも恵まれています。須川の源流があり、泉川地区付近で須川と前川が合流します。

市街地は、かみのやま温泉駅や上山城付近を中心として形成されています。東京都からのルート距離は約350kmです。

山岳・河川・湖沼

  • 山岳:蔵王連峰、大平山、三吉山、葉山、虚空蔵山、西山、呑岡山
  • 河川:須川、前川、蔵王川、酢川、荒町川、思川、金山川、菖蒲川、生居川、本沢川
  • 湖沼:本沢ダム、花森湖(生居川ダム)、松沢溜池、菖蒲川ダム、忠川湖(前川ダム)

土地利用

市域面積は240.9k㎡、山形県全体の約2.6%を占めます。

市域面積240.9k㎡のうち、森林が168.6k㎡(70.0%)、農地21.9k㎡(9.1%)、宅地8.1k㎡(3.4%)、道路7.6k㎡(3.1%)、水面4.2k㎡(1.7%)、その他30.7k㎡(12.7%)となっています。

気候

上山市は山形盆地の南側に位置し上山盆地とも呼ばれ、昼夜や夏冬の寒暖差が大きくなる傾向にあります。

夏季の昼間は暑くなることも多いですが、夜は気温が下がり、熱帯夜になることは少ないです。冬季は曇りや雪の日が多く、冬の寒さはある程度厳しいものの、市街地において最低気温が-10℃以下になることは少ないです。

年間気温(2021年):最高気温37.6℃、平均気温12.2℃、最低気温-13.8℃

また、豪雪地帯対策特別措置法に基づく特別豪雪地帯に分類されています。ただし、山形県内の置賜地方や最上地方と比較すれば、降雪量は少ないです。

歴史

行政史

  • 1954年(昭和29年)10月1日 – 市制施行。
  • 1957年(昭和32年)12月 – 県営競馬の廃止が決定され、翌年1958年に市営競馬として本市へ移管。(2003年廃止)
  • 1960年(昭和35年) – 人口40,383人(本市の人口ピーク)を記録。
  • 1974年(昭和49年) – 市街化区域を対象とした住居表示整備事業開始。
  • 1986年(昭和61年)3月 – 第4次上山市振興計画(エコー計画)を策定。
  • 1996年(平成8年)3月 – 第5次上山市振興計画(エコー計画21)を策定。
  • 2006年(平成18年) – 第6次上山市振興計画を策定。
  • 2008年(平成20年) – 上山市温泉保養地まちづくり協議会を設立(市クアオルト事業の出発)
  • 2011年(平成23年) – 由布市、田辺市とともに温泉クアオルト研究会を組織(2014年「日本クアオルト協議会」に改組)。
  • 2013年(平成25年) – 上山型温泉クアオルト構想策定。
  • 2016年(平成28年)3月 – 第7次上山市振興計画を策定。
  • 2020年(令和2年)1月9日 – 山形連携中枢都市圏構想による連携協約を山形市等と締結。
  • 2020年(令和2年) – 人口29,653人となり、3万人を下回る。
  • 2022年(令和4年)4月 – 令和2年国勢調査により市全域が過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく過疎地域(全部過疎)に指定される。

行政区画の変遷・合併構想

  • 1954年(昭和29年)10月1日 – 南村山郡上山町、西郷村、本庄村、東村、宮生村、中川村が合併し、上山市が誕生する。
  • 1956年(昭和31年)11月15日 – 南村山郡本沢村久保手地区を編入する。
  • 1957年(昭和32年)1月1日 – 東置賜郡赤湯町大字中山の区域を編入する。
  • 1957年(昭和32年)3月21日 – 南村山郡山元村及び山形市大字蔵王金瓶の区域を編入する。
  • 1962年(昭和37年) – 蔵王県境(市境)問題発生(蔵王県境裁判)。1984年確定。
  • 1989年(平成元年)12月25日 – 南陽市との境界を変更する。
  • 1993年(平成5年) – 平成の大合併構想に先駆けて、広域行政調査研究会を設置。
  • 2003年(平成15年)3月 – 2市2町(山形市・上山市・山辺町・中山町)による法定広域合併協議会が設置。
  • 2004年(平成16年)12月 – 広域合併協議会が休止。
  • 2005年(平成17年)2月 – 法定広域合併協議会が解散。(事実上の広域合併議論の収束)
  • 2012年(平成24年)2月1日 – 山形市との境界を変更する。

災害史

  • 1956年(昭和31年)7月17日 – 大規模河川氾濫。
  • 1959年(昭和34年)9月27日 – 伊勢湾台風。
  • 1963年(昭和38年)4月22日 – 小穴地区の大火。
  • 1967年(昭和42年)8月 – 羽越豪雨。
  • 1971年(昭和46年)7月16日 – 集中豪雨。
  • 1981年(昭和56年)8月23日 – 台風15号による集中豪雨。
  • 1989年(平成元年)8月 – 台風13号。
  • 2004年(平成16年)7月16日 – 平成16年7月新潟・福島豪雨。
  • 2011年(平成23年)3月11日 – 東日本大震災。
  • 2011年(平成23年)4月11日 – 福島県浜通り地震。
  • 2013年(平成25年)7月 – 大雨や土砂崩れの影響により、寒河江川がひどく濁り給水制限。
  • 2014年(平成26年)7月 – 台風8号および梅雨前線の影響による大雨。
  • 2015年(平成27年)4月13日 – 蔵王山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2)発令。同年6月16日解除。
  • 2018年(平成30年)1月30日 – 蔵王山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2)発令。同年3月6日解除。
  • 2020年(令和2年)7月 – 全国的な令和2年7月豪雨発生。
  • 2021年(令和3年)2月13日 – 福島県沖地震発生。
  • 2022年(令和4年)3月16日 – 福島県沖地震発生。

公共施設史

  • 1964年(昭和39年)8月 – 市民プールが完成(※2022年閉鎖)
  • 1969年(昭和44年) – 学校給食センターを上山小学校に併設(※2005年閉鎖)
  • 1971年(昭和46年)3月1日 – 市民会館開館。(※2011年(平成23年)3月閉館)
  • 1974年(昭和49年)3月21日 – 消防庁舎が完成
  • 1975年(昭和50年)10月6日 – 上山市役所新庁舎が開庁。
  • 1981年(昭和56年)5月1日 – 働く婦人の家がオープン(※2026年3月閉鎖予定)
  • 1981年(昭和56年)6月 – 火葬場の経塚斎場が完成
  • 1981年(昭和56年)7月 – 河崎一丁目に上山市保健センターを移転新築
  • 1981年(昭和56年)8月20日 – 浄水センターが完成
  • 1982年(昭和57年)9月20日 – 前川治水ダムが完成
  • 1982年(昭和57年)11月2日 – 上山城を再建、開館。
  • 1983年(昭和58年)3月 – 中川農業者等トレーニングセンターが完成
  • 1983年(昭和58年)7月 – 上山市民球場が完成
  • 1985年(昭和60年)6月 – 弁天一丁目に市民多目的運動広場が完成
  • 1987年(昭和62年)10月 – 上山南部地区農業者等トレーニングセンター完成
  • 1991年(平成3年)5月30日 – 生居川ダム(花森湖)が完成
  • 1991年(平成3年)6月23日 – 上山市体育文化センターがオープン。
  • 1993年(平成5年)12月11日 – 上山市体育文化センターの文化施設(エコーホールなど)が完成。
  • 1995年(平成7年)4月1日 – リサイクルリレーセンターが稼働
  • 1996年(平成8年)2月23日 – 二日町地区市街地再開発事業によりショッピングセンター「カミン」オープン(現二日町プラザ建物)。
  • 1996年(平成8年)8月 – 汚泥浄化センターが稼働
  • 2002年(平成14年)3月 – クリーンセンターと高野荘が閉鎖。
  • 2003年(平成15年)6月 – 市内5か所に足湯を設置
  • 2003年(平成15年)11月11日 – 上山競馬場廃止。
  • 2005年(平成17年)2月28日 – 髙松地区に学校給食センターが完成。
  • 2010年(平成22年)8月 – 山形広域環境事務組合が柏木地区への新清掃工場(ゴミ処理施設)建設を断念。
  • 2010年(平成22年)7月 – 二日町に市営駐車場オープン
  • 2012年(平成24年)11月6日 – 川口地区に新清掃工場(ゴミ処理施設)の建設を決定
  • 2018年(平成30年) – ゴミ処理施設「エネルギー回収施設(川口)」本稼働開始。
  • 2018年(平成30年)4月25日 – かみのやま温泉駅前にかみのやま温泉観光案内所が新設
  • 2018年(平成30年)5月12日 – カミンを二日町プラザに改称しリニューアルオープン
  • 2020年(令和2年)2月 – 弁天地区の温泉健康施設建設計画の予算案(債務負担行為案)が議会で否決、計画断念。
  • 2024年(令和6年) – 上山市立南小学校のプールを市民プールの代替施設として夏季開放開始

交通網史

  • 1958年(昭和33年) – 上山駅改築
  • 1962年(昭和37年) – 蔵王エコーライン開通(当初有料、昭和60年7月から無料化)
  • 1973年(昭和48年)11月26日 – 金瓶地区の竜王橋から山形市飯田までを結ぶ延長5キロの成沢バイパス(国道13号線)が開通
  • 1986年(昭和61年)10月30日 – 上山バイパスの金生~金谷区間(現スカイタワー41付近~蔵王エコーライン入口)が開通
  • 1987年(昭和62年)9月21日 – 上山バイパスと市街地を結ぶ河崎金生線が開通
  • 1989年(平成元年)8月 – 楢下柏木地区と高畠町二重坂をつなぐ柏木トンネルが開通
  • 1992年(平成4年)7月1日 – 「上ノ山駅」を「かみのやま温泉駅」に改称。「北上ノ山駅」を「茂吉記念館前駅」に改称。山形新幹線開業。
  • 1992年(平成4年)8月 – 国道348号線の道路・トンネル整備完了、新ルート全線開通
  • 1992年(平成4年)9月 – 国道13号線の金生地区~赤坂・石曽根地区の区間が開通
  • 1996年(平成8年) – 国道13号上山バイパスの一部4車線化完成(スカイタワー41付近~金谷地区蔵王大橋付近)
  • 1998年(平成10年) – 国道13号上山バイパス4車線化完成(金谷地区~金瓶地区)
  • 2000年(平成12年)11月9日 – 都市計画道路八日町 – 仙石線のアンダーパスが開通(上山郵便局付近~現おーばん上山店付近)
  • 2002年(平成14年)3月6日 – 山形県道十日町仙石線が開通(現おーばん上山店付近~国道13号仙石地区付近)
  • 2002年(平成14年)9月16日 東北中央自動車の山形上山IC – 東根IC間が開通。
  • 2002年(平成14年)9月 – 国道13号上山バイパス、藤吾赤坂地区~川口地区付近(かみのやま高架橋)完成。
  • 2003年(平成15年)3月 – 蔵王山麓広域農道(上生居~楢下間)が開通。
  • 2004年(平成16年)6月30日 – 国道458号長谷堂バイパス(長谷堂トンネル)が開通。
  • 2007年(平成19年) – 主要地方道山形上山線が全線開通(旧上山農高付近~コストコかみのやま店付近が開通)
  • 2007年(平成19年)12月21日 – 上山バイパス、上山市川口~中山間の供用開始。
  • 2010年(平成22年)2月 – 市営予約制乗合タクシー(デマンドタクシー)運行開始
  • 2010年(平成22年)12月12日 – 上山バイパス、上山市中山 – 南陽市川樋5.5kmが開通
  • 2014年(平成26年)4月 – 県道萱平河崎線(牧野バイパス)開通
  • 2014年(平成26年)7月 – 山形広域都市計画図(上山地区)改訂
  • 2019年(平成31年)4月13日:東北中央自動車道の山形上山IC – 南陽高畠IC間が開通。

宅地・商工業地開発史

  • 1988年(昭和63年)3月2日 – 四ッ谷・三千刈区画整理事業(朝日台地区)が完成。
  • 1991年(平成3年)3月 – 新北浦工業団地の造成工事完了
  • 1993年(平成5年) – 金生地区の県立ゆきわり高等養護学校周辺部を宅地造成、60区画程度の住宅分譲
  • 1994年(平成6年)3月18日 – 蔵王の森工業団地造成工事完了
  • 1996年(平成8年)5月 – 金生土地区画整理事業計画が決定(平成14年度まで実施)
  • 1998年(平成10年) – 山形ニュータウン地区土地区画整理事業(蔵王みはらしの丘)などが計画決定
  • 1999年(平成11年)7月 – スカイタワー41が竣工
  • 2012年(平成24年)10月 – ヨークタウン上山が開業
  • 2021年(令和3年) – かみのやま温泉インター産業団地完成、分譲開始
  • 2023年(令和5年) – 矢来地区の旧蔵王食品跡地を中心とした、かみのやま温泉駅東パークタウン整備事業の基本設計を公表
  • 2024年(令和6年) – 石堂地区の旧大泉工業跡地を宅地開発、約40区画分譲

行政

  • 市長:山本幸靖(2023年4月26日就任、1期目)
  • 副市長:鈴木英夫(2023年7月1日就任)

歴代市長

氏名 就任 退任 備考
1 高橋熊次郎 1954年(昭和29年)11月1日 実業家、元衆議院議員
2 酒井久三郎 1957年(昭和32年)4月7日 旧宮生村村長、上山市初代助役、市長在職中に急逝
3 松本長兵衛 1958年(昭和33年)9月17日 旧上山町町長(2期)
4 鈴木行男 1966年(昭和41年)9月16日 旧西郷村村長、元山形県議会議員、市長在職中に逝去
5 鈴木啓蔵 1971年(昭和46年)7月25日 元山形県職員、元上山市助役
6 永田亀昭 1983年(昭和58年)7月25日 元山形県議会議員、市長在職中に急逝
7 阿部實 1999年(平成11年)2月14日 元山形県職員、元上山市助役
8 横戸長兵衛 2007年(平成19年)2月14日 元上山市議会議長
9 山本幸靖 2023年(令和5年)4月26日 現職 元国交省職員、本市に副市長として出向

都市宣言

  • 交通安全都市宣言
  • 核兵器廃絶平和都市宣言
  • 暴力のない明るい都市宣言
  • ゆとり宣言
  • スポーツ健康都市宣言
  • ごみゼロかみのやま 市民行動宣言

姉妹都市・提携都市

国内

  • 名取市(宮城県) 1978年(昭和53年)5月10日 姉妹都市提携
    ※昭和48年より「海の子山の子交歓会」として、小学4年生から中学2年生を対象者とした交流会を行っている。
    2013年(平成25年)4月20日 災害時相互応援協定も締結
  • 高山市(岐阜県) 1988年(昭和63年)10月13日 友好都市提携
  • 山形県内全市町村 1995年(平成7年) 大規模災害時の山形県市町村広域相互応援に関する協定
  • 山形市、天童市、山辺町、中山町 1999年(平成11年)山形広域市町災害時相互応援に関する協定
  • 北塩原村(福島県) 2008年(平成20年) スポーツ合宿誘致に関する事業連携協定
  • 桑折町(福島県) 2012年(平成24年) 災害時相互応援協定
  • 館林市(群馬県) 2014年(平成26年)5月4日 スポーツ交流に関する協定
  • いすみ市(千葉県) 2014年(平成26年)10月8日 災害時相互応援協定
  • 共和町(北海道) 2016年(平成28年) 災害時相互応援協定
  • 小山町(静岡県) 2017年(平成29年) 災害時相互応援協定

海外

  • ドナウエッシンゲン市(ドイツ連邦共和国バーデン=ヴュルテンベルク州) 1995年(平成7年)10月1日 友好都市提携

経済

就業人口

  • 第一次産業就業者数 1,506人(農業98.9%、その他1.1%)
  • 第二次産業就業者数 3,638人(製造業66.8%、建設業33.0%、その他0.2%)
  • 第三次産業就業者数 9,710人(卸小売業24.9%、医療福祉業22.3%、その他52.8%)

(2020年国勢調査)

名物・特産品

  • 食品・農産品・伝統野菜・植物
    • 紅つるし柿、ブドウ、サクランボ、ラ・フランス、リンゴ、かみのやまワイン、こんにゃく、そば、米、漬物、金谷ごぼう、小笹うるい、上ノ山麒麟
  • 伝統工芸品
    • 高松和紙、上山こけし

観光

  • 城下町、宿場町、温泉街の魅力を活かしたまちづくり
    • 温泉宿泊施設、歴史・文化施設、足湯設備などがある。
  • 温泉の泉質は単純泉、食塩泉
    • 泉質が柔らかく「健康・美肌の湯」と呼ばれる。
  • 観光果樹園が多くあり、サクランボや葡萄、ラ・フランス狩りなどを楽しめる
  • クアオルトと呼ばれるドイツ式の健康づくりに力を入れ、観光交流人口の拡大や市民の健康増進に取り組む
  • 蔵王連峰の麓に市街地があり、蔵王エコーラインなどを利用しながら高地・山岳・スキー観光を楽しめる
    • ペンション等の宿泊施設も多くある(蔵王ペンション村・蔵王坊平高原ペンション村)。
  • 2016年に「かみのやまワイン特区」の認定を受け、ワイン用ブドウ生産から醸造まで行う街づくりに取り組み、観光資源としても活用
  • 4月は桜の名所として、上山城周辺や須川河川敷、権現堂地区のしだれ桜、みゆき公園などで楽しむことができる
  • 2018年、かみのやま温泉駅前に「かみのやま温泉観光案内所」を整備。観光案内の拠点としている。
  • 山形市まで車で15分、米沢市まで車で30分程度であり、立石寺(山寺)、蔵王温泉スキー場、文翔館、霞城公園、上杉神社、上杉家廟所、熊野神社等の市外の周辺観光施設にアクセス良く、本市を宿泊地として利用するケースも多い。

公共保健・医療・福祉施設

  • 上山市 保健センター(予防接種・各種健診等)
  • 山形県 こども医療療育センター(障がい児向け)
  • 山形県 発達障がい者支援センター(こども医療療育センター内)
  • 上山市地域包括支援センター(上山市役所内)
  • 上山市生活自立支援センター(上山市社会福祉協議会内)

文化・運動・子育て・交流拠点施設

  • 上山市立図書館(二日町プラザ内)
  • 上山市体育文化センター(三友エンジニア体育文化センター・市民総合運動広場)
  • 上山市生涯学習センター(東町地区・県有地)
  • 上山市民球場(けやきの森地区)
  • 南部体育館(藤吾地区)
  • 中山体育館、運動広場(中山地区)
  • 山元体育館、運動広場(山元地区)
  • 市民テニスコート、市民多目的運動広場(弁天地区)
  • 中川農業者等トレーニングセンター(高野地区)
  • 上山南部地区農業者等トレーニングセンター(牧野地区)
  • 市民プール(南町地区) ※休業中
  • 勤労青少年ホーム(南町地区) ※老朽化により閉鎖
  • 旧県立上山農業高等学校サッカー場(弁天地区・県有地)
  • 蔵王坊平クロスカントリーコース(蔵王坊平アスリートヴィレッジ内)
  • 蔵王坊平グリーングラウンド(蔵王坊平アスリートヴィレッジ内)
  • Zaoたいらぐら体育館・ウエイトトレーニング場(蔵王坊平アスリートヴィレッジ内)
  • 上山市民公園(上山市役所に隣接)
  • 月岡公園(上山城に隣接)
  • 子どもふれあい広場(エネルギー回収施設(川口)に隣接)
  • みゆき公園(斎藤茂吉記念館に隣接)
  • 上山市総合子どもセンターめんごりあ(室内あそびば、一時預かり保育)二日町プラザ内
  • 上山市子育て世代包括支援センター「ふたば」(上山市役所内)
  • かみのやま病児保育室「ぽかぽか」(みゆき会病院敷地内)
  • ファミリー・サポート・センター(めんごりあ内)
  • 市立 中部地区公民館(十日町地区)
  • 市立 南部地区公民館(河崎地区)
  • 市立 北部地区公民館(弁天地区)
  • 市立 西郷地区公民館(藤吾地区)
  • 市立 本庄地区公民館(皆沢地区)
  • 市立 東地区公民館(須田板地区)
  • 市立 宮生地区公民館(下生居地区)
  • 市立 中川地区公民館【中川福祉村村役場】(高野地区)
  • 市立 中山地区公民館(中山地区)
  • 市立 山元地区公民館(狸森地区)
  • 二日町プラザ(多世代交流支援施設)
  • 上山市働く婦人の家(交流活動拠点)
  • 山形県埋蔵文化センター(埋蔵文化財の調査・展示)
  • 常設高齢者サロン「まじゃれ」(二日町プラザ2階)
  • 上山市老人福祉センター寿荘(葉山地区・葉山共同浴場併設)

その他行政施設

  • 火葬場
    • 経塚斎場(鶴脛町地区)
  • 上下水道・農業集落排水
    • 浄水センター・汚泥浄化センター(弁天・泉川地区) ※指定管理者:水ingAM
    • 配水池(大石配水池・河崎配水池・上山配水池など)
    • 小倉浄水場
    • 農集排施設 仙石(仙石地区)
    • 農集排施設 糸目・金生(糸目地区・金生地区の一部)
    • 農集排施設 小穴(小穴地区)
    • 農集排施設 思川(赤坂地区、藤吾地区の一部、阿弥陀地地区の一部、細谷、相生地区の一部)
    • 農集排施設 宮川(牧野地区、原口地区、須田板地区、皆沢地区の一部)
    • 農集排施設 宮川2(楢下地区、小笹地区、久保川地区、大門地区、菖蒲地区の一部)
  • ゴミ処理・衛生
    • エネルギー回収施設(川口)
    • 上山市リサイクルリレーセンター(金谷地区)
  • その他
    • 芳刈放牧場(菖蒲地区)

かつて存在した行政施設

  • 上山競馬場(金瓶地区、現在の東和薬品山形工場敷地)

上山市についてのクイズ

上山市の温泉は何と呼ばれていますか?

上山市の温泉は「健康・美肌の湯」として知られており、多くの観光客が訪れています。この温泉の泉質は、様々な効能が期待できることから健康志向の人々に人気です。皮膚に優しい単純泉や食塩泉が含まれており、これらの温泉は肌の保湿効果や新陳代謝を促す効果があることから、特に女性に人気です。また、温泉街自体も美しい景観を持ち、のんびりとした雰囲気を楽しむことができます。市では、観光果樹園や観光施設と共に、この温泉街の魅力を活かしたまちづくりが行われており、地域全体の振興に寄与しています。

上山市の市章はいつ制定されましたか?

上山市の市章は1955年(昭和30年)5月24日に制定されました。市章は、一般公募によって市内在住のデザイナーがデザインしたもので、「上山」の文字をデザイン化しています。また、市章は上山温泉郷のルーツとも言える鶴をかたどったものであり、未来への躍動を象徴するものでもあります。このような市章の制定は、地域のアイdenティティ形成に寄与し、住民の誇りを高める要素となっています。市章は、公式な文書や広報物に幅広く使われており、上山市の象徴的な存在となっています。

上山市の象徴に選ばれている市の花は何ですか?

上山市の市の花は「キク」です。この花は1974年(昭和49年)に市制20周年の際に制定され、市民からの公募により選ばれました。市内では観賞用のみならず食用としても多くの種類のキクが栽培されており、地域の景観に華やかさを添えています。キクは日本の伝統的な花でもあり、秋の七草の一つとして古くから親しまれてきました。また、キクはその美しさだけでなく、薬効を持つことでも知られており、地域の文化や伝統とも深く結びついています。このように、キクは上山市の象徴の一つとして重要な役割を担っており、街を訪れる人々に上山市の魅力を伝えています。

上山市に存在する市の鳥は何ですか?

上山市の市の鳥は「コサギ」です。1994年(平成6年)に市制40周年を記念して制定されました。コサギは美しい白い羽毛が特徴で、清らかなイメージが城下町にふさわしいとされ、市民から愛されている鳥です。この市の鳥は、きれいな川や水田に生息し、自然環境の象徴でもあります。また、コサギはその姿だけでなく、しっかりとした生態系の中で生活する姿が注目されています。上山市の自然を守る活動においても、コサギは生物多様性の指標として重要な存在となっており、地域の環境保護活動に貢献しています。このように、コサギの存在は上山市の風景や自然を彩る重要な要素です。

上山市の市内で主に形成されている地区はどこですか?

上山市の市街地は主に上山城付近を中心に形成されています。このエリアは、温泉宿泊施設や歴史的な文化施設、足湯などが整備されており、多くの観光客が訪れます。また、上山城自体は歴史的な観光名所であり、城下町としての雰囲気を残しつつ、温泉の魅力を兼ね備えた場所となっています。市街地には飲食店や土産物屋も多く、上山市を訪れる人々が地元の特産品や名物を楽しむことができます。また、交通の便も良く、県庁所在地の山形市から近い位置にあるため、観光の拠点としての役割も果たしています。このように、上山城付近の地区は、市の顔とも言える重要なエリアです。