日本最北端の街!北海道稚内市の魅力を徹底解説

「日本最北端」という響きだけで、ロマンを感じませんか?
北海道稚内市は、雄大な自然と歴史、そして活気あふれる文化が調和する魅力的な街です。

この記事では、稚内市の魅力を、地理、歴史、観光、文化など多角的に紹介します。
日本最北端の地を訪れて、忘れられない思い出を作りましょう。

稚内市の概要

稚内市(わっかないし)は、北海道北部(道北地方)に位置する市で、宗谷総合振興局の振興局所在地です。
北方領土を除く日本本土の最北端[注 1]に位置し、宗谷地方の行政・経済の中心地として重要な役割を担っています。
面積は約761.42 km²、人口は約30,590人(2024年7月31日現在)です。

稚内市の名前の由来

稚内市という名前は、アイヌ語の「ヤㇺワッカナイ(yam-wakka-nay)」が由来とされています。
これは「冷たい・水(飲み水)の・沢」という意味で、現在の港1丁目付近にあった小川に由来すると言われています。
この小川は、かつて良い水の得にくい場所だった中で、例外的に良い水だったことから、その名が付けられたと考えられています。

稚内市の地理

稚内市は、西は日本海、北は宗谷湾・宗谷海峡、東はオホーツク海に面しており、南北約39 km、東西約38 kmに広がっています。
宗谷岬からサハリン州のクリリオン岬(旧称西能登呂岬)までは約43 kmと、日本国内で最も樺太(サハリン島)に近い場所です。
最北端は宗谷岬北西にある弁天島(北緯45度31分35秒、東経141度55分09秒)で、現時点での日本国が実効支配する国土の最北端となっています[注 1]。

稚内市の地形は、南北に縦走する2本の丘陵性山地と、その間と両端に発達する低地帯から成り立っています。
東側の脊梁山地は「宗谷丘陵」と呼ばれ、周氷河地形を形成しており、「宗谷丘陵の周氷河地形」として「北海道遺産」に選定されています。
西側の丘陵帯と日本海との間にある低地帯は砂丘と湿地であり、「利尻礼文サロベツ国立公園」の一部となっています。

稚内市の地形の特徴

山地

  • タツナラシ山 (224 m)
  • モイマ山 (232 m)
  • 丸山 (168 m)
  • 萌間山 (122 m)

河川

  • 勇知川
  • クトネベツ川
  • ウエンナイ川
  • 声問川
  • 増幌川
  • 泊内川
  • 目梨川
  • 下苗太路川

湖沼

  • 大沼
  • メグマ沼

海岸

  • 抜海岬
  • 野寒布岬
  • 声問岬
  • 宗谷岬

島嶼

  • 平島
  • 弁天島
  • 竜神島

稚内市の気候

稚内市の気候は、ケッペンの気候区分では亜寒帯湿潤気候(湿潤大陸性気候)(Dfb)に属します。
宗谷海峡に面しているため海洋の影響を受けやすく、冬期は内陸部に比べて比較的温暖な気候となっています。
しかし、夏は緯度が高いこともあり北海道内でも安定して冷涼で、夏日日数は10日を切るほどです。
また、海岸に面しているため風が強く、日最大風速10 m/sとなる日が年間88.9日あります。

要素 観測値 観測年月日
日降水量 192.0 mm 2016年9月6日
年最多降水量 1753.7 mm 1962年
年最小降水量 749.0 mm 2019年
日最高気温 32.7℃ 2021年7月29日
日最低気温 -19.4℃ 1944年1月30日
日最大瞬間風速 44.9 m/s 1995年11月8日
降雪の深さ日合計 61 cm 1992年12月4日
降雪の深さ寒候年合計 705 cm 2010年
月最深積雪 199 cm 1970年2月9日

稚内市の人口

稚内市の人口は、1975年の55,464人をピークに減少傾向にあります。
2002年には「過疎地域」に指定され、近年では特に生産年齢人口の流出が顕著です。
2010年から2013年の4年間で1,588人の転出超過となり、道北では最大の転出超過数となっています。

稚内市の歴史

稚内は、1685年に松前藩が藩主直轄の宗谷場所を開設したことに始まります。
アイヌとの交易の場や北方警備の要所として、重要な役割を担ってきました。
1879年に宗谷村に戸長役場が置かれたことを、稚内の開基としています。

稚内市の歴史的な出来事

  • 1685年:宗谷場所開設
  • 1879年:宗谷村に戸長役場設置(稚内市の開基)
  • 1900年:稚内村が稚内町となる
  • 1949年:市制施行し、稚内市となる
  • 1955年:宗谷村を稚内市に編入合併
  • 1961年:宗谷岬に「日本最北端の地の碑」建立
  • 1972年:ネベリスクと「友好都市」締結
  • 1973年:バギオと「姉妹都市」締結
  • 1978年:稚内市開基百年記念塔・北方記念館、稚内市北方植物園完成
  • 2001年:ユジノサハリンスクと「友好都市」締結

稚内市の政治

稚内市役所

  • 稚内市役所
    • 沼川支所
    • 宗谷支所

稚内市長

  • 工藤広(2011年5月1日就任、4期目)

稚内市議会

  • 議員定数:18人
  • 定例会:3月、6月、9月、12月
  • 臨時会

稚内市の施設

警察

  • 北海道旭川方面稚内警察署
    • 中央交番、大黒交番、朝日交番
    • 野寒布駐在所、勇知駐在所、声問駐在所、沼川駐在所、宗谷駐在所、宗谷岬駐在所
    • 稚内空港警備派出所

消防

  • 稚内地区消防事務組合消防本部
    • 稚内消防署

医療

  • 市立稚内病院
  • 市立稚内こまどり病院
  • 稚内禎心会病院

郵便局

  • 稚内郵便局(集配局)
    • 沼川郵便局(集配局)
    • 宗谷郵便局(集配局)[注 2]
    • 稚内宝来郵便局
    • 稚内港郵便局
    • 稚内南郵便局
    • 稚内潮見郵便局
    • 稚内萩見郵便局
    • 声問郵便局
    • 宗谷岬郵便局(日本最北端の郵便局)
    • 抜海郵便局
    • 勇知郵便局
    • 稚内ノシャップ簡易郵便局
    • 稚内緑簡易郵便局
    • 稚内富岡簡易郵便局
    • 稚内富磯簡易郵便局
    • 稚内曲渕簡易郵便局
    • 稚内富士見簡易郵便局(2020年10月31日より閉鎖中[32])

公共施設

  • 稚内市立図書館
  • 稚内市青少年科学館
  • 稚内市立ノシャップ寒流水族館
  • 稚内市地域交流センター(キタカラ(KITAcolor)内)
  • 稚内市総合福祉センター
  • 稚内市保健福祉センター
  • 稚内総合文化センター
  • 稚内市総合勤労者会館
  • 稚内市ポートサービスセンター
  • 稚内市地方卸売市場
  • 稚内市日ロ友好会館
  • 稚内市動物ふれあいランド
  • 下水終末処理場
  • 稚内聖苑
  • 稚内市大規模草地

運動施設

  • 稚内市総合体育館
  • 稚内市体育館
  • 稚内市緑体育館
  • 稚内市営球場
  • 稚内市若葉球場
  • 稚内市大沼球場
  • 稚内市大沼第2球場
  • 稚内市こまどりスキー場
  • 稚内市上勇知スキー場
  • 稚内市温水プール水夢館
  • 稚内市スポーツセンター
    • カーリング場
    • 武道館
  • 稚内市富士見球技場
  • 稚内市若葉球技場
  • 稚内市ソフトボール場
  • 稚内市緑庭球場
  • 稚内市宝来庭球場
  • 稚内市こまどりパークゴルフ場
  • 稚内市ノシャップ公園パークゴルフ場

稚内市の対外関係

姉妹都市・提携都市

海外

  • 姉妹都市
    • バギオ(フィリピン共和国 コルディリェラ行政地域)
  • 提携都市
    • ネベリスク(ロシア連邦 サハリン州、旧称本斗町)
    • コルサコフ(ロシア連邦 サハリン州、旧称大泊町)
    • ユジノサハリンスク(ロシア連邦 サハリン州、旧称豊原市)

国内

  • 提携都市
    • 石垣市(南西諸島 沖縄県)
    • 枕崎市(九州地方 鹿児島県)

姉妹港・提携港

  • 姉妹港
    • アンカレッジ港(アメリカ合衆国 アラスカ州)
  • 提携港
    • コルサコフ港(ロシア連邦 サハリン州、旧称大泊町)

稚内市の経済

稚内市の産業は、水産、農業、観光を基幹産業としています。
また、旭川以北で最大の都市であることから、海上保安部、自衛隊、税務署、裁判所、区検察庁などの国の機関や宗谷総合振興局が置かれています。

稚内市の産業

第一次産業

  • 漁業:北洋漁業を中心とする水産業が発展しています。
  • 農業:酪農を主業としている農家の割合が高くなっています。
  • 林業:明治末期から大正後期にかけての乱伐と山火事による無立木地の解消を目的に造林事業を行ってきました。

第二次産業

  • 工業:製造品出荷額の多くを食料品製造業が占めており、水産物加工業が主な産業です。
  • エネルギー産業:風力発電、バイオマス発電、太陽光発電など、再生可能エネルギーの導入が進んでいます。

第三次産業

  • 商業:宗谷地域の中心都市としての機能を有していますが、購買力が市外に流出しており、市内の空洞化が見られます。
  • 観光業:宗谷岬や稚内公園など、多くの観光スポットがあります。

稚内市の情報・通信

マスメディア

新聞社・通信社

  • 朝日新聞北海道支社稚内支局
  • 毎日新聞北海道支社稚内通信部
  • 読売新聞北海道支社稚内通信部
  • 北海道新聞社稚内支局
  • 北海道通信社稚内支局
  • 宗谷新聞社
  • 稚内プレス社

放送局

  • テレビ放送
    • NHK旭川放送局稚内支局
    • 札幌テレビ放送稚内支局
    • 北海道放送稚内支局
    • 北海道文化放送稚内支局
    • 北海道テレビ放送稚内支局
  • ラジオ放送
    • エフエムわっかない(FMわっぴー)

稚内市の生活基盤

ライフライン

電力

  • 北海道電力稚内営業所
  • ユーラスエナジーホールディングス稚内支店
    • 宗谷岬ウインドファーム
    • 天北ウインドファーム

稚内市の教育

大学

  • 育英館大学

高等学校

  • 北海道稚内高等学校
  • 稚内大谷高等学校

中学校

  • 稚内市立稚内中学校
  • 稚内市立稚内南中学校
  • 稚内市立稚内東中学校
  • 稚内市立宗谷中学校
  • 稚内市立潮見が丘中学校

小学校

  • 稚内市立稚内中央小学校
  • 稚内市立稚内港小学校
  • 稚内市立稚内南小学校
  • 稚内市立稚内東小学校
  • 稚内市立潮見が丘小学校
  • 稚内市立声問小学校
  • 稚内市立富磯小学校
  • 稚内市立宗谷小学校
  • 稚内市立大岬小学校

小中併設校

  • 稚内市立天北小中学校

幼稚園

  • 大谷幼稚園
  • 鈴蘭幼稚園
  • 富岡幼稚園
  • ひかり幼稚園
  • 稚内幼稚園

保育所

  • 稚内市立港保育所
  • 稚内市立白樺保育所
  • 富岡保育園
  • もぐもぐ保育園
  • オアシス保育園
  • きらきら保育園
  • 恵北保育所
  • 宗谷保育所
  • 沼川保育所
  • 勇知保育所

特別支援学校

  • 北海道稚内養護学校

学校教育以外の施設

  • 北海道立旭川高等技術専門学院稚内分校
  • 稚内地方高等職業訓練校
  • 稚内ドライビングスクール

稚内市の交通

空港

  • 稚内空港

鉄道

  • 北海道旅客鉄道(JR北海道)
    • 宗谷本線 : 勇知駅 – 抜海駅 – 南稚内駅 – 稚内駅

バス

  • 路線バス
    • 宗谷バス
      • 稚内市内線
      • 天北宗谷岬線
  • 高速バス
    • 宗谷バス・北都交通(共同運行)
      • 稚内 — 札幌

タクシー

  • 稚内日の丸交通(大丸交通グループ)
  • 北都ハイヤー(北都交通グループ)

道路

国道

  • 国道40号(国道232号との重用区間)
  • 国道238号

道道

  • 北海道道106号稚内天塩線
  • 北海道道121号稚内幌延線
  • 北海道道138号豊富猿払線
  • 北海道道254号抜海港線
  • 北海道道407号稚内港線
  • 北海道道510号抜海兜沼停車場線
  • 北海道道616号上勇知兜沼停車場線
  • 北海道道646号曲淵停車場線
  • 北海道道811号勇知上勇知線
  • 北海道道889号上猿払清浜線
  • 北海道道1059号稚内空港線
  • 北海道道1077号稚内猿払線
  • 北海道道1119号稚内豊富線
  • 北海道道1133号宗谷ふれあい公園線

道の駅

  • わっかない

港湾

  • 稚内港
  • 宗谷港

航路

  • 国内航路(稚内フェリーターミナル)
    • ハートランドフェリー
      • 稚内 — 鴛泊
      • 稚内 — 香深
  • 国際航路(稚内港国際旅客ターミナル)
    • 北海道サハリン航路
      • 稚内 — コルサコフ

稚内市の観光

文化財

国登録

  • 登録有形文化財
    • 旧瀬戸邸

道指定

  • 史跡
    • 宗谷護国寺跡

市指定

  • 史跡
    • オンコロマナイ2遺跡
    • 富磯貝塚
    • シュプントー遺跡
    • 恵北1遺跡
    • 抜海岩陰遺跡
    • 弁天1・2号チャシ
    • ピリカタイチャシ
    • 大岬旧海軍望楼跡
  • 有形文化財
    • 釣鐘(1基)
    • 木製懸額(1基)
    • しょうご(1基)
    • 古文書(5冊)

名所・旧跡

  • 神社
    • 北門神社
    • ウロンナイ稲荷神社
    • 豊浜神社
    • 坂ノ下神社(龍神沼)
    • 巌島神社(宗谷厳島神社)
    • 明治神社
    • 沼川神社
    • 曲渕神社
  • 寺院
    • 泰平山松寿院護国寺(宗谷護国寺)
    • 高野山最北大師真言寺(北海道三十三観音霊場二十七番札所)

観光スポット

  • 浜勇知展望休憩施設(こうほねの家)
  • 夕陽が丘パーキングエリア
  • 稚内温泉「童夢」
  • 恵山泊漁港公園
  • 野寒布岬(ノシャップ岬)
  • 稚内市立ノシャップ寒流水族館
  • 稚内市青少年科学館
  • 稚内公園
    • 氷雪の門
    • 九人の乙女の像
    • 南極観測樺太犬記念碑・樺太犬供養塔
    • 稚内市開基百年記念塔・北方記念館
  • 稚内森林公園キャンプ場
  • 北防波堤ドーム
  • キタカラ(KITAcolor)
  • 旧瀬戸邸
  • 稚内副港市場
  • 北海道立宗谷ふれあい公園
  • 大沼
  • 稚内市大沼野鳥観察館(大沼バードハウス)
  • 稚内市動物ふれあいランド
  • 宗谷岬
  • 宗谷岬公園
    • 日本最北端の地の碑
    • 大岬旧海軍望楼跡
    • 祈りの塔
    • 宗谷丘陵展望休憩施設
  • 宗谷丘陵

稚内市の文化・名物

祭事・催事

  • 初日の出 in てっぺん(元日)
  • わっかない氷雪の広場(2月中旬)
  • JAPAN CUP 全国犬ぞり稚内大会(2月最終土日)
  • 日本最北端わっかない白夜祭(6月中旬)
  • 北門神社例大祭(7月4日 – 6日)
  • 稚内みなと南極まつり(8月第1土日)
  • 最北端・食マルシェ(2019年より休止中)
  • 稚内市子ども芸能祭・南中ソーラン祭(8月下旬)

名産・特産

  • 稚内産の魚介類:ホタテガイ、ウニ、ツブ貝、ナマコ、ミズダコ、オオナゴなど
  • 山菜:ハマボウフウ、タケノコ(チシマザサ)など
  • 野菜:馬鈴薯(ジャガイモ)、カボチャなど
  • 勇知いも:冷水害の影響や畑作から酪農への転換により販売中止に追い込まれたが、特産品復活のために有志が研究会を設立し、自然冷熱利用貯蔵庫を使用することで馬鈴薯の高糖度化を実現しており、北海道の「YES!clean」表示制度、特許庁の「地域団体商標」に登録されている。
  • 稚内ブランド:稚内から生まれた水産物、農畜産物、加工品などを「稚内ブランド」に認定しており、北海道内外に宣伝している。
  • 稚内ラーメン:ホタテラーメン、エビラーメン、カニラーメン、海藻ラーメンなど
  • 宗谷黒牛:宗谷丘陵で放牧されている黒毛和牛。日本国内最大級の公設牧場「宗谷岬肉牛牧場」で飼育されている。
  • 稚内牛乳:低温殺菌によって牛乳本来の風味を残しているため賞味期限が短く、地元でしか味わうことができない。
  • たこしゃぶ:タコ(ミズダコ)の名産地であることから、タコをしゃぶしゃぶにして食べる。
  • タコカレー:肉の代わりにタコを使用したカレー。
  • 炒麺(チャーメン):稚内では炒麺を提供する飲食店が多く、店舗ごとに特色がある。

稚内市を舞台とした作品

書籍

  • 宮沢賢治『宗谷挽歌』(1923年)
  • 佐藤紅緑『紅顔美談』(1929年)
  • 荘司としお『サイクル野郎』(1974年 – 1982年)
  • 赤松健『ラブひな』(1998年 – 2001年)
  • 羽海野チカ『ハチミツとクローバー』(2000年 – 2006年)
  • 栗山緑『おジャ魔女どれみ16』(2011年 – )

テレビアニメ・ドラマ

  • 『少女に何が起ったか』(1985年)
  • テレビ朝日開局45周年記念ドラマ『流転の王妃・最後の皇弟』(2003年)
  • 終戦60年企画ドキュメンタリードラマ『望郷』(2005年)
  • 『霧の火 樺太・真岡郵便局に散った九人の乙女たち』(2008年)

映画

  • 『喜びも悲しみも幾歳月』(1957年)
  • 『少年』(1969年)
  • 『樺太1945年夏 氷雪の門』(1974年)
  • 『南極物語』(1983年)
  • 『ハチミツとクローバー』(2004年)
  • 『管制塔』(2011年)
  • 『日本列島 いきものたちの物語』(2012年)
  • 『北のカナリアたち』(2012年)
  • 『北の桜守』(2018年)

音楽

  • 木原たけし「宗谷海峡」
  • 黒木真理、ダ・カーポ、ボニージャックス、千葉紘子、芹洋子「宗谷岬」
  • 菊地正夫、西郷輝彦、大友和也「ふるさとは宗谷の果てに」
  • 民謡「南中ソーラン」
  • Galileo Galilei「稚内」
  • 鳥羽一郎「稚内ブルース」

稚内市出身・関連著名人

名誉市民

  • 西岡斌(元稚内町長・稚内市長、元北海道議会議員)
  • 渋谷長吉(元稚内町議会議員・稚内市議会議員)
  • 瀬戸常蔵(元稚内市議会議員など)
  • 高橋善之助(元稚内市議会議員など)
  • 浜森辰雄(元稚内市長、元北海道議会議員)
  • 吉田政一(元北海道議会議員、元稚内市議会議員)
  • 井須孝誠(元稚内信用金庫理事長・会長・最高顧問、元稚内商工会議所会頭など)
  • 横田愼一(医師、病院経営者)

市民栄誉賞

  • 中井広恵(女流棋士)
  • 藤田征樹(自転車競技選手)
  • 表章(能楽研究者)

出身人物

  • 阿部芙蓉美(シンガーソングライター)
  • 石川敬史(アメリカ政治史学者、政治思想学者)
  • 伊藤直人(元スキージャンプ選手)
  • 因藤壽(現代美術家)
  • 大竹仁(元プロ野球選手)
  • 大村巌(元プロ野球選手)
  • 岡田敦(写真家)
  • Galileo Galilei・BBHF(ロックバンド)
    • 尾崎雄貴(メンバー)
  • 如月音流(実業家、タレント)
  • 工藤広(稚内市長)
  • 坂下たけとも(ギタリスト)
  • 鈴木和宏(弁護士。元検察官・裁判官)
  • 高橋英生(画家)
  • 館淳一(官能小説家)
  • 田中裕也(建築家)
  • 中座真(棋士)
  • 中井広恵(女流棋士)
  • 中村有岐(声優、女優)
  • 長谷川聡(Aoメンバー)
  • 畠山みどり(演歌歌手)
  • 浜森辰雄(元稚内市長、元北海道議会議員)
  • 浜谷英博(憲法学者、安全保障学者)
  • 東出融(ダンサー、振付師)
  • 藤田征樹(自転車競技選手)
  • 森みつえ(女優)
  • 横田耕一(元稚内市長)
  • 米本秀仁(社会福祉学者)
  • 六土開正(安全地帯メンバー)
  • 若狭与志枝(プロボクサー)
  • 渡邊ゆかり(競輪選手。 元スピードスケート選手)

ゆかりのある人物

  • 飯田圭織(元モーニング娘。メンバー。父親の出身地)
  • 木村謙二(教育者。元稚内北星短期大学学長)
  • 福澤桃介(実業家。福沢牧場経営)
  • 松坂大輔(プロ野球選手。父親が稚内市出身)
  • 間宮林蔵(探検家)
  • ダ・カーポ(歌手グループ)「宗谷岬」を歌唱したことにより稚内市名誉市民。

脚注

注釈

  1. ^ a b ただし、日本政府が主張している領土としての日本国内最北端は、択捉島カモイワッカ岬(北緯45度33分28秒・東経148度45分14秒)である。
  2. 宗谷村の一部は鬼志別郵便局が集配業務を行う。

出典

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  2. ^ a b “アイヌ語地名リスト ル~ワ P141-145”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年11月17日閲覧。
  3. ^ a b 稚内市地域防災計画, p. 35.
  4. 北海道市区町村の役所・役場および東西南北端点の経度緯度
  5. “宗谷丘陵の周氷河地形”. 北海道遺産協議会. 2017年7月23日閲覧。
  6. “利尻礼文サロベツ国立公園”. 環境省. 2017年8月2日閲覧。
  7. ^ a b c 稚内市地域防災計画, p. 36.
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  9. “平年値ダウンロード”. 気象庁. 2024年3月閲覧。
  10. “観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2024年3月閲覧。
  11. “宗谷地方 沼川 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2023年9月21日閲覧。
  12. “過去の気象データ”. 気象庁. 2021年4月23日閲覧。
  13. 稚内市人口ビジョン, p. 8.
  14. “稚内市過疎地域自立促進市町村計画”. 稚内市. 2017年7月23日閲覧。
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  17. 日刊宗谷 2013年10月10日付
  18. 統計局統計調査部国勢統計課 (27 January 2017). 平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級)、男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》 (CSV) (Report). 総務省. 2017年5月20日閲覧。※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。
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稚内市についてのクイズ

稚内市の位置する地域はどこですか?

稚内市は北海道の北部、道北地方に位置しています。特に宗谷地方の中心地であり、日本本土の最北端としても知られています。この地理的な位置は、稚内市の気候や自然環境、産業に大きく影響を与えています。また、北方領土を除いた日本本土の最北端にあたるため、観光名所としても訪れる人が多いのが特徴です。北海沿岸に面し、西は日本海、北は宗谷湾・宗谷海峡、東はオホーツク海に接しています。

稚内市の名前の由来は何ですか?

稚内市の名前はアイヌ語に由来しています。具体的には「ヤㇺワッカナイ」という言葉から来ており、これは「冷たい・水(飲み水)の・沢」という意味を持ちます。現在の港1丁目付近にあった小川が由来とされています。この場所は良質の水が得られたため、その名が付けられたと考えられています。また、この名前は地域の歴史や文化と深く結びついており、アイヌ民族の存在とその文化に敬意を表すものでもあります。

稚内市の気候はどのようなタイプですか?

稚内市の気候は、ケッペンの気候区分によると亜寒帯湿潤気候(Dfb)に属します。この地域は宗谷海峡に面しており、海洋の影響を受けやすい特徴があります。冬期は他の内陸部に比べて比較的温暖ですが、夏は高緯度に位置するため冷涼であり、夏の日数も少なくなっています。また、海岸に位置するため風が強く、年間の風速も高いことが特徴です。このような気候は、稚内市の農業や観光業に影響を与える要因にもなっています。

稚内市の人口はどれくらいですか?

稚内市の人口は、2024年7月31日現在で約30,590人です。この数字は1975年の55,464人をピークに減少傾向にあり、特に若年層や生産年齢人口の流出が顕著です。そのため、2002年には「過疎地域」として指定され、地域の活性化が求められる課題となっています。人口減少は地域経済や社会構造に影響を与えるため、稚内市では様々な対策が実施されています。

稚内市の観光名所には何がありますか?

稚内市の観光名所の中でも特に有名なのが宗谷岬です。宗谷岬は日本本土の最北端に位置し、多くの観光客が訪れるスポットです。ここには「日本最北端の地の碑」や、宗谷丘陵の自然風景を楽しむことができる展望施設があります。また、宗谷岬周辺には美しい海岸線や、豊かな自然環境が広がり、四季折々の景色を楽しむことができます。観光業は稚内市の産業の一部を成しており、訪れる人々に新たな経験を提供しています。

稚内市の主な産業は何ですか?

稚内市の基幹産業は水産業、農業、そして観光業です。特に水産業は北洋漁業を中心に発展しており、地元の食文化を支える重要な役割を果たしています。稚内産の魚介類は新鮮で美味しいと評判で、地元市場などで人気があります。また、観光業も重要で、宗谷岬や数々の自然景観を背景に訪れる観光客が多く、地域経済に寄与しています。農業においては、酪農やさまざまな作物の栽培が行われており、地域の特色を活かした産業が構成されています。