雄大な日高山脈と青い太平洋に挟まれた北海道新ひだか町は、サラブレッドの故郷として知られる、自然豊かな町です。
美しい二十間道路の桜並木や、豊かな漁場、酪農など、魅力あふれる新ひだか町の魅力を、ご紹介します。
サラブレッドの故郷、新ひだか町
新ひだか町は、北海道日高振興局管内にある日高郡の町です。2006年に静内町と三石町が合併して誕生しました。
町内には、数多くの牧場が点在しており、日本を代表する競走馬を数多く輩出しています。
「サラブレッドの故郷」と呼ばれる新ひだか町は、競走馬の生産、育成、調教において重要な役割を担っています。
毎年、多くの競馬ファンが、未来のスターホースを求めて新ひだか町を訪れます。
新ひだか町の魅力
新ひだか町は、豊かな自然と歴史、そして活気あふれる文化が調和した魅力的な町です。
自然
新ひだか町は、日高山脈の麓に位置し、雄大な山々と広大な牧場、そして青い太平洋が広がる、自然豊かな町です。
町内には、日高山脈襟裳十勝国立公園に指定されている山岳地帯があり、ハイキングや登山を楽しむことができます。
また、静内川、三石川などの河川が流れ、釣りやカヌーなどのレジャーも楽しめます。
観光
新ひだか町には、多くの観光スポットがあります。
二十間道路の桜並木
新ひだか町静内御園から静内田原までの延長8.0 kmにわたる道路で、幅36 m（20間）、直線距離で7 kmの道路両側に約3,000本の桜が植えられています。
5月上旬の桜の開花期に一斉に咲き誇る桜並木の景観は圧巻で、「日本一の桜並木」と称賛されています。
静内温泉
静内温泉は、日高山脈の伏流水を使用した温泉です。
日々の疲れを癒すのに最適な温泉として、多くの人に愛されています。
三石温泉
三石温泉は、静内温泉と並んで、新ひだか町を代表する温泉です。
温泉街には、旅館や飲食店が立ち並び、温泉情緒を楽しめます。
みついし海浜公園
みついし海浜公園は、太平洋に面した広大な公園です。
海水浴やバーベキュー、キャンプなど、様々なレジャーを楽しむことができます。
静澄山龍徳寺
静澄山龍徳寺は、北海道三十三観音霊場29番札所です。
静かな山間に佇む寺院で、心落ち着く時間を過ごせます。
三石山円昌寺
三石山円昌寺は、北海道三十三観音霊場31番札所です。
龍徳寺と同様に、静かな山間に佇む寺院です。
高見ダム
高見ダムは、北海道最大のダムです。
ダム湖である高見湖は、釣りやボート遊びを楽しむことができます。
文化
新ひだか町は、アイヌ文化や馬文化など、独自の文化を育んできた町です。
アイヌ文化
新ひだか町には、アイヌ文化を伝える施設として、新ひだか町アイヌ民俗資料館があります。
資料館では、アイヌの伝統的な生活様式や文化、歴史などを学ぶことができます。
馬文化
新ひだか町は、サラブレッドの生産地として、馬文化が発展してきました。
町内には、競走馬の生産牧場や、競馬に関する施設が数多くあります。
毎年、多くの競馬ファンが、新ひだか町を訪れます。
特産品
新ひだか町は、豊かな自然に恵まれたことから、美味しい特産品がたくさんあります。
日高昆布
新ひだか町周辺の海域で採れる昆布は、「日高昆布」と呼ばれ、その風味の良さから、全国的に有名です。
ホエー豚
ホエー豚は、牛乳の製造過程で生じるホエーを飼料に与えて育てられた豚です。
ホエーには、乳酸菌やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれているため、ホエー豚は、肉質が柔らかく、旨味が強いのが特徴です。
太陽の瞳
太陽の瞳は、新ひだか町で栽培されているミニトマトです。
糖度が高く、甘みと酸味のバランスがとれた美味しいミニトマトとして、人気があります。
三石羊羹
三石羊羹は、新ひだか町三石地区で作られている羊羹です。
地元産の昆布や小豆を使用しており、上品な甘さが特徴です。
三石昆布焼酎
三石昆布焼酎は、新ひだか町三石地区で作られている焼酎です。
地元産の昆布を使用しており、昆布の旨味が凝縮された焼酎です。
三石昆布もなか
三石昆布もなかは、新ひだか町三石地区で作られているもなかです。
地元産の昆布を練り込んだ餡が、香ばしい最中に包まれています。
こぶ黒
こぶ黒は、日高昆布を食べて育った和牛です。
昆布の旨味が染み込んだ、風味豊かな牛肉として、人気があります。
みついし牛
みついし牛は、新ひだか町三石地区で生産されている牛肉です。
日高山脈の麓で育った、良質な牛肉として、知られています。
万馬券
万馬券は、新ひだか町で栽培されているお米です。
「サラブレッドの故郷」にちなんで名付けられました。
トキノミノル
トキノミノルは、新ひだか町三石地区で栽培されているお米です。
「時」をテーマに、新ひだか町で誕生したお米です。
新ひだか町のイベント
新ひだか町では、一年を通して様々なイベントが開催されています。
しずない桜まつり
5月上旬に開催される、新ひだか町の春の風物詩です。
二十間道路の桜並木が満開になり、多くの観光客で賑わいます。
みついし蓬莱山まつり
8月に開催される、新ひだか町三石地区の夏祭りです。
神輿渡御や、花火大会などが行われます。
新ひだか夏まつり
8月に開催される、新ひだか町の夏のイベントです。
町内各地区で、様々な催しが行われます。
ウインターデ・ライト
12月に開催される、新ひだか町商工会青年部主催のイベントです。
イルミネーションや、屋台などが楽しめます。
アクセス
新ひだか町へのアクセスは、以下の通りです。
- 車:
- 苫小牧東ICから日高自動車道（未開通）経由で約1時間
- 札幌市から国道235号経由で約2時間30分
- バス:
- 道南バス 静内営業所から各方面へ
- ジェイ・アール北海道バス 日勝線から浦河町・様似町・えりも町方面へ
新ひだか町で過ごす時間
新ひだか町は、自然と文化、そして人情あふれる町です。
雄大な自然の中で、サラブレッドの故郷を散策したり、美味しい特産品を味わったり、心温まる出会いを体験したりと、忘れられない時間を過ごすことができます。
ぜひ、新ひだか町を訪れてみてください。
新ひだか町についてのクイズ
新ひだか町はどのような地域として知られていますか？
新ひだか町は「サラブレッドの故郷」として知られています。ここでは多くの牧場があり、有名な競走馬が数多く誕生しています。この地域はその自然環境が競走馬の育成に適しており、毎年多くの競馬ファンが訪れます。日本全国で見ると、新ひだか町はサラブレッドの生産において非常に重要な役割を果たしており、競走馬の調教や生産が盛んに行われていることから、この地域の特性を反映した名称が付けられています。
二十間道路の桜並木はどれくらいの長さですか？
新ひだか町にある二十間道路の桜並木は、延長8.0 kmにわたる道路です。この道路の両側には約3,000本の桜が植えられており、特に5月上旬の開花期には一斉に咲き誇る美しい景観が見られます。これにより、二十間道路は「日本一の桜並木」とも称賛され、毎年多くの観光客が訪れる名所となっています。この時期に訪れることで、圧巻の桜並木を楽しむことができるため、春の訪れを感じるには最適なスポットです。
静内温泉はどのような水を使用していますか？
静内温泉は日高山脈の伏流水を使用した温泉です。自然の中で地下の水が地熱により温められたもので、ミネラル豊富なこの水は多くの人に親しまれています。疲労回復やリラクゼーションに最適な温泉として、訪れる人々にとって癒しの場となっています。また、温泉環境としての自然の優れた条件も整っており、静かな雰囲気の中で心身をリフレッシュすることができます。
新ひだか町で有名な持ち帰りできる特産品はどれですか？
新ひだか町の特産品として特に有名なのは日高昆布です。この昆布は新ひだか町周辺の海域で採れ、その風味の良さから全国的に人気があります。特に、出汁として利用する場合に非常に好評で、和食料理において重要な役割を果たしています。さらに、日高昆布は健康にも良い成分が含まれているため、食生活に取り入れることで栄養面でも優れた選択となります。このように、日高昆布は新ひだか町の魅力を代表する特産品の一つとなっています。
