北海道の星が輝く街!北斗市の魅力を探検しよう!

北海道の西南部に位置する北斗市は、豊かな自然と歴史、そして活気あふれる都市の魅力を兼ね備えた、まさに「北の星」と呼ぶにふさわしい街です。2006年に上磯町と大野町が合併して誕生した北斗市は、函館市に隣接し、北海道新幹線の新函館北斗駅も設置されていることから、近年注目度が高まっています。今回は、そんな北斗市の魅力を余すことなくご紹介します。

北斗市の魅力を探検!

市名の由来:輝く未来への願いが込められた「北斗」

北斗市という名前は、合併に際して一般公募で決定されました。「北の空(大地)にさんぜんと光り輝く星(街)(北斗星)」という応募者の思いが込められており、上磯町と大野町の2つの星が1つの北斗を形作り、輝かしい未来に向かって進んでいくという願いが込められています。

地理:山と海に囲まれた豊かな自然

北斗市は、渡島半島の中部に位置し、南には津軽海峡が広がり、西側には雄大な山々がそびえ立っています。市の中央部を南北に大野川が流れ、豊かな自然に恵まれた環境となっています。

山々:雄大な自然の息吹を感じる

  • 二股岳(826 m)
  • 毛無山(751 m)
  • 設計山(702 m)
  • 雷電山(703 m)
  • 袴腰山(616 m)
  • 不二山(497 m)
  • 桂岳(734 m)
  • 鏡山(330 m)
  • 丸山(482 m)

川:生命を育む水脈

  • 久根別川
  • 大野川
  • 戸切地川
  • 茂辺地川

湖沼:豊かな生態系を育む

  • 上磯ダム
  • 八郎沼(人工湖)

気候:雪深い冬と爽やかな夏

北斗市は、亜寒帯湿潤気候または湿潤大陸性気候に属し、冬は雪が多く、豪雪地帯に指定されています。積雪量は多いですが、夏は気温が上がり、爽やかな気候になります。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) 0.2 (32.4) 1.0 (33.8) 5.0 (41) 11.6 (52.9) 16.9 (62.4) 20.5 (68.9) 23.9 (75) 25.8 (78.4) 22.9 (73.2) 16.7 (62.1) 9.3 (48.7) 2.4 (36.3) 13.0 (55.4)
平均最低気温 °C (°F) -8.1 (17.4) -7.8 (18) -3.7 (25.3) 1.5 (34.7) 7.0 (44.6) 11.9 (53.4) 16.6 (61.9) 17.9 (64.2) 13.4 (56.1) 6.3 (43.3) 0.6 (33.1) -5.2 (22.6) 4.2 (39.6)
降水量 mm (inch) 67.0 (2.638) 55.8 (2.197) 56.1 (2.209) 68.6 (2.701) 86.4 (3.402) 79.8 (3.142) 129.5 (5.098) 158.5 (6.24) 142.6 (5.614) 111.7 (4.398) 106.2 (4.181) 87.5 (3.445) 1,149.6 (45.26)

人口:活気あふれるまち

北斗市の人口は約4万3千人。函館市とのアクセスが良いことや、近年では北海道新幹線の新函館北斗駅が開業したことなどから、人口は安定しています。

歴史:開拓の歴史と文化が息づく

北斗市には、古くからの開拓の歴史と、明治時代に創設されたトラピスト修道院など、様々な歴史が刻まれています。

古代~近世:蝦夷地と松前藩

  • 1443年:安東氏が南部氏に敗れて夷島(北海道)に渡り、茂別館(道南十二館)を創設。
  • 1457年:コシャマインの戦い。
  • 1868年:箱館戦争。
  • 1869年:二股口の戦い、箱館湾海戦。蝦夷地を北海道と改め、渡島国上磯郡、亀田郡設置。

近代~現代:開拓と発展

  • 1871年:開拓使函館出張所の管轄となる。
  • 1872年:ベンジャミン・スミス・ライマンによる石灰石鉱山発見。
  • 1896年:トラピスト修道院創設。
  • 1900年:上磯村、谷好村、富川村、中野村、清川村が合併し、上磯郡上磯村となる。
  • 1918年:上磯村が町制施行し、上磯町となる。
  • 1954年:洞爺丸事故発生。
  • 1957年:大野村が町制施行し、大野町となる。
  • 2006年:上磯郡上磯町と亀田郡大野町が合併し、北斗市となる。
  • 2016年:北海道新幹線・道南いさりび鉄道開業。

北斗市をもっと深く知る

観光スポット:自然と歴史、そして文化を楽しむ

北斗市には、雄大な自然を満喫できるスポットや、歴史を感じられる史跡、そして文化に触れられる施設など、様々な観光スポットがあります。

  • きじひき高原/パノラマ展望台: 標高600mにある展望台からは、函館山や津軽海峡を一望できます。
  • 匠の森公園: 木材の文化と自然をテーマにした公園で、木工体験や森林散策を楽しめます。
  • 八郎沼公園: 人工湖の八郎沼を囲む公園で、遊歩道や展望台があり、四季折々の景色を楽しむことができます。
  • 法亀寺しだれ桜: 4月中旬に満開を迎えるしだれ桜は、見事な景観を誇ります。
  • 戸切地陣屋跡史跡公園: 松前藩の陣屋跡で、当時の歴史を感じることができます。
  • 七重浜海浜公園: 海に面した公園で、遊具やバーベキュー広場があり、家族で楽しめます。
  • 上磯ダム公園: ダム湖を囲む公園で、散策や釣りを楽しむことができます。
  • 湯の沢水辺公園: 川沿いに整備された公園で、自然と触れ合うことができます。
  • トラピスト修道院(厳律シトー会灯台の聖母大修道院): 明治時代に創設された修道院で、静寂の中に歴史を感じることができます。
  • アンビックス函館倶楽部: 函館湾を一望できるホテルで、食事や温泉を楽しむことができます。

文化・名物:地元の味が楽しめる

北斗市には、地元で愛される伝統的な祭りや、新鮮な海の幸、山の幸など、魅力的な文化や名物があります。

  • 北斗陣屋桜まつり(4月): 戸切地陣屋跡史跡公園で、桜の開花を祝う祭りです。
  • 北斗桜回廊(4月): 市内各所に植えられた桜並木が、春の訪れを告げます。
  • 北斗市夏まつり(7月): 市民みんなで楽しめる夏祭りです。
  • 北斗市商工観光まつり in 八郎沼(9月): 八郎沼公園で開催される、地域の魅力をアピールする祭りです。
  • 北斗市茂辺地さけまつり(11月): 茂辺地地区で、鮭の豊漁を祝う祭りです。
  • 特産品: ホッキガイ、ホタテガイ、ワカメなどの海産物、トマトジュース、北海ウド、マルメロジャムなどがあります。
  • トラピスト修道院の農産物加工品: バター、クッキー、ジャムなど、質の高い製品が有名です。

アクセス:便利なアクセスで、観光を楽しもう!

北斗市は、函館空港から車で約30分、新函館北斗駅から車で約10分と、アクセス抜群です。

  • 新幹線: 北海道新幹線「新函館北斗駅」
  • JR: 函館本線「新函館北斗駅」
  • バス: 函館バス、函館タクシー、北海道バス、大沼交通
  • : 函館江差自動車道、国道227号、国道228号

まとめ:北海道の星が輝く街、北斗市へ!

北斗市は、豊かな自然と歴史、そして活気あふれる都市の魅力を兼ね備えた、魅力的な街です。ぜひ、北斗市を訪れて、その魅力を体感してください!

北斗市についてのクイズ

北斗市の市名の由来には何が込められていますか?

北斗市の市名は、合併に際して一般公募で決定されました。その由来には、「北の空(大地)にさんぜんと光り輝く星(街)(北斗星)」という意味が込められています。これは上磯町と大野町の2つの地域が1つにまとまり、共に輝かしい未来へ向かって進もうという願いを表現したものです。このように、北斗市の名前には地域住民の思いや希望がではて、地元の人々に愛される象徴となっています。

北斗市の主要な河川はどれですか?

北斗市には、久根別川と大野川、戸切地川、茂辺地川といった河川が流れています。特に大野川は市の中央部を南北に貫流しており、地域の自然環境や生態系に大きな影響を与えています。これらの河川は、北斗市の豊かな自然を象徴する存在であり、登山やハイキング、釣りなどのアウトドアアクティビティが楽しめる場としても親しまれています。

北斗市の気候に関する特徴はどれですか?

北斗市は亜寒帯湿潤気候または湿潤大陸性気候に属しており、四季がはっきりしています。冬は豪雪地帯として知られ、雪深い景観が広がりますが、夏は高温で爽やかな気候が楽しめるため、アウトドアアクティビティに適した環境を提供しています。特に気温や降水量の変化が大きいため、訪れる季節によって異なる北斗の姿を楽しむことができます。

北斗市の観光スポットに含まれないものはどれですか?

北斗市には、自然や歴史を楽しめる多様な観光スポットがあります。例えば、匠の森公園では木工体験や森林散策が楽しめますし、法亀寺のしだれ桜は春に訪れる観光客に人気があります。一方、上野動物園は東京都に位置する動物園であり、北斗市の観光スポットには含まれていません。このように、地域の特徴を生かした観光地が多く存在するのが、北斗市の魅力の一つです。