広島県北東部に位置する庄原市は、広大な面積を誇る、雄大な自然と歴史文化が息づくまちです。
四季折々の表情を見せる中国山地の山々、清流が流れ込む渓谷、そして人々の暮らしを守ってきた歴史遺産。
都会の喧騒から離れ、ゆったりと過ごしたい方、自然と触れ合いながらアウトドアを楽しみたい方、歴史探訪に出かけたい方、庄原市はきっとあなたの心を満たしてくれるでしょう。
庄原市の魅力
1. 雄大な自然と豊かな恵み
庄原市は、広島県北東部に位置し、中国山地のほぼ中央に広がる面積1,246.49㎢の市です。
2021年10月現在において、全国の市町村では13番目の面積を有しており、近畿以西では最も広い市として知られています。
雄大な山々
- 葦嶽山（815m）、吾妻山（1239m）、毛無山（1155m）、猿政山（1268m）、大万木山（1218m）、福田頭（1253m）、比婆山（1264m）、道後山（1269m）、勝光山（947m）、猫山（1195.4m）、古頃山（1158.5m）、白滝山（1053m）、多飯が辻山（1040.3m）など、標高1,000mを超える山々が連なり、壮大な景観を形成しています。
清流が織りなす渓谷美
- 帝釈峡、神竜湖、比婆山系、西城川など、数々の渓谷や湖沼が点在し、豊かな自然に恵まれています。
- 特に帝釈峡は、国の天然記念物に指定されている雄大な峡谷で、奇岩怪石や清流が織りなす景観は圧巻です。
豊かな農産物
- 庄原市は、温暖な気候と肥沃な土壌に恵まれ、様々な農産物が栽培されています。
- 特に、りんご、ぶどう、梨などの果物、そして、どんぐりコロコロ豚、比婆牛など、質の高い畜産物が有名です。
2. 歴史と文化が息づくまち
庄原市は、古くから交通の要衝として栄え、歴史と文化が育まれたまちです。
歴史遺産
- 庄原城跡：室町時代に築城された城跡で、現在は公園として整備され、歴史を感じることができます。
- 西城城跡：戦国時代に築城された城跡で、石垣が残っています。
- 倉田百三文学館：劇作家・評論家である倉田百三の生家と資料館があり、彼の作品世界に触れることができます。
- 宮田武義記念館：近代日本画壇を代表する画家である宮田武義の貴重な作品を展示しています。
伝統芸能
- 比婆荒神神楽：国の重要無形民俗文化財に指定されている神楽で、庄原市の伝統芸能として受け継がれています。
- 比婆斎庭神楽：県の無形民俗文化財に指定されている神楽で、庄原市の各地域で継承されています。
- 塩原の大山供養田植：国の重要無形民俗文化財に指定されている田植祭で、庄原市の伝統的な農耕文化を伝えています。
3. 都会の喧騒から離れて、ゆったりと過ごせるまち
庄原市は、自然豊かな環境に恵まれ、都会の喧騒から離れてゆったりと過ごせるまちです。
温泉
- 高茂温泉、庄原さくら温泉、高瀬の湯、たかの温泉神之瀬の湯、ひばごん郷温泉すずらんの湯、比婆山温泉熊野湯、東城温泉、比和温泉あけぼの荘など、多くの温泉施設があり、日々の疲れを癒すことができます。
レジャースポット
- 国営備北丘陵公園：広大な敷地内には、花々や緑があふれる庭園、遊具広場、バーベキュー広場などがあり、一日中楽しめます。
- 休暇村吾妻山、休暇村帝釈峡など、自然に囲まれた宿泊施設があり、ゆっくりと過ごすことができます。
- 道後山高原スキー場、スノーリゾート猫山など、冬にはスキーやスノーボードを楽しむことができます。
4. 食の宝庫
庄原市は、豊かな自然に恵まれた土地柄を生かし、美味しい食材が豊富です。
特産品
- どんぐりコロコロ豚：飼育環境にこだわって育てられた、肉質が柔らかく、旨みが凝縮されたブランド豚です。
- 比婆牛：広島県北部で大切に育てられた、良質な牛肉です。
- りんご：庄原市の気候風土に適した、甘くて美味しいりんごです。
- 竹屋饅頭：庄原市伝統の菓子で、あんこがたっぷり詰まった、素朴な味わいが魅力です。
- 乳団子：地元産の牛乳を使った、濃厚な味わいの団子です。
郷土料理
- ワニ料理：海から遠い庄原市では、古くから保存食としてワニ（サメ）が食べられてきました。
- 比婆神楽：神楽の奉納とともに、地域の食材を使った料理をいただくことができます。
庄原市へのアクセス
- 車：中国自動車道 庄原ICから約10分
- 鉄道：JR芸備線 備後庄原駅から徒歩約5分
- バス：高速バス 広島 – 千代田・三次・庄原・東城線、高速バス みこと号など
まとめ
広島県庄原市は、豊かな自然と歴史文化が調和した、魅力あふれるまちです。
雄大な山々、清流が流れ込む渓谷、歴史遺産、伝統芸能、温泉、レジャースポットなど、見どころ満載です。
都会の喧騒から離れて、ゆったりと過ごしたい方、自然と触れ合いながらアウトドアを楽しみたい方、歴史探訪に出かけたい方、ぜひ庄原市を訪れてみてください。
庄原市についてのクイズ
庄原市の面積は全国何番目の広さを誇るか？
庄原市は広島県北東部に位置し、中国山地のほぼ中央に広がる面積1,246.49㎢を誇る市です。2021年10月現在、全国の市町村では第13番目の面積を有し、近畿以西では最も広い市として知られています。この広大な面積によって、庄原市は数多くの自然景観や歴史文化が息づく地域となっております。四季折々の山々や清流、また豊かな農産物が育まれる土地柄は、その広さと自然環境が生み出した魅力のひとつです。また、高い山々や美しい渓谷も多く、観光地としても訪れる人々を惹きつけています。
庄原市での特産品として有名な豚の名前は何か？
庄原市の特産品として有名な豚は「どんぐりコロコロ豚」です。このブランド豚は、飼育環境にこだわって育てられ、肉質が柔らかく、旨みが凝縮されています。地元の特産物を活かした料理や加工品としても人気があり、訪れる人々に味わってもらうことができます。加えて、庄原市は温暖な気候と肥沃な土壌に恵まれているため、多様な農産物が育ち、特に果物や畜産物に対するこだわりが強い地域です。これにより、地域の食文化や料理にも深く関わっており、観光客が訪問する際の魅力の一つとなっています。
庄原市にある国の重要無形民俗文化財に指定されている神楽の名前は何か？
庄原市にある国の重要無形民俗文化財に指定されている神楽は「比婆荒神神楽」です。この神楽は庄原市の伝統芸能として受け継がれ、地域住民の信仰や文化を今に伝えています。神楽は神事に用いられる祭りの舞であり、地域ごとに異なるスタイルや演目が存在しますが、比婆荒神神楽は特にその伝統的な形態が守られてきています。また、庄原市では他にもいくつかの神楽が行われており、地域文化を支える重要な役割を果たしています。神楽の公演は観光客にとっても大変魅力的で、地元の人々と共に節目を祝う場となり、多くの参加者に感動を与えています。
