福島県猪苗代町:雄大な磐梯山と猪苗代湖に抱かれた自然豊かな街

雄大な磐梯山と、その麓に広がる美しい猪苗代湖。福島県の会津地方に位置する猪苗代町は、豊かな自然に恵まれた、魅力あふれる街です。世界的な細菌学者・野口英世の生誕地としても知られ、近年ではリゾート地としても人気を集めています。本記事では、猪苗代町の魅力を、歴史、文化、観光、産業など多角的に紹介します。

概要

猪苗代町は、福島県耶麻郡に属し、猪苗代湖の北岸に位置しています。東西北は磐梯山をはじめとする山々に囲まれ、標高400m~600mの盆地に広がっています。年間を通して温暖な気候ですが、冬は積雪量が1~2mにも達し、豪雪地帯として知られています。

地理

猪苗代町は、磐梯山、安達太良山、吾妻山など、活火山を3つも抱える珍しい自治体です。周囲には、猪苗代湖のほかに秋元湖などの湖沼、長瀬川、酸川、大倉川などの河川が流れ、豊かな自然環境に恵まれています。

主要な地理的特徴

  • 山: 磐梯山、安達太良山、吾妻山、大滝山、川桁山、名倉山
  • 河川: 長瀬川、酸川、大倉川
  • 湖沼: 猪苗代湖、秋元湖
  • 島: 翁島(無人島)

気候

猪苗代町は、日本海式気候の影響を受け、冬は冷え込み、夏は比較的涼しい気候です。年間を通して降水量は多く、特に冬は豪雪に見舞われます。

猪苗代町の気候データ(1991年~2020年)

最高気温記録 °C (°F) 平均最高気温 °C (°F) 日平均気温 °C (°F) 平均最低気温 °C (°F) 最低気温記録 °C (°F) 降水量 mm (inch) 降雪量 cm (inch) 平均降水日数
1月 10.8 (51.4) 1.1 (34) -2.1 (28.2) -5.5 (22.1) -16.8 (1.8) 72.0 (2.835) 203 (79.9) 15.6
2月 15.7 (60.3) 2.0 (35.6) -1.7 (28.9) -5.8 (21.6) -17.5 (0.5) 53.5 (2.106) 172 (67.7) 13.1
3月 20.2 (68.4) 6.1 (43) 1.6 (34.9) -2.7 (27.1) -14.7 (5.5) 69.3 (2.728) 101 (39.8) 13.7
4月 26.8 (80.2) 13.5 (56.3) 7.9 (46.2) 2.6 (36.7) -7.8 (18) 74.9 (2.949) 11 (4.3) 11.0
5月 30.7 (87.3) 19.5 (67.1) 13.9 (57) 8.4 (47.1) -1.1 (30) 86.5 (3.406) 0 (0) 10.9
6月 31.5 (88.7) 22.9 (73.2) 18.1 (64.6) 13.9 (57) 4.6 (40.3) 123.4 (4.858) 0 (0) 11.4
7月 33.9 (93) 26.3 (79.3) 21.7 (71.1) 18.0 (64.4) 8.0 (46.4) 206.6 (8.134) 0 (0) 13.9
8月 34.2 (93.6) 27.7 (81.9) 22.7 (72.9) 18.7 (65.7) 10.0 (50) 142.9 (5.626) 0 (0) 11.2
9月 32.2 (90) 23.3 (73.9) 18.6 (65.5) 14.6 (58.3) 3.3 (37.9) 132.2 (5.205) 0 (0) 11.9
10月 26.9 (80.4) 17.2 (63) 12.4 (54.3) 8.1 (46.6) -1.9 (28.6) 119.6 (4.709) 0 (0) 11.8
11月 22.6 (72.7) 10.9 (51.6) 6.2 (43.2) 2.1 (35.8) -9.6 (14.7) 89.3 (3.516) 14 (5.5) 13.1
12月 17.3 (63.1) 4.1 (39.4) 0.7 (33.3) -2.5 (27.5) -16.4 (2.5) 92.7 (3.65) 129 (50.8) 16.1
年間 34.2 (93.6) 14.5 (58.1) 10.0 (50) 5.8 (42.4) -17.5 (0.5) 1,263 (49.724) 627 (246.9) 153.7
  • 出典: 気象庁

歴史

猪苗代町の歴史は古く、平安時代にはすでに人々が生活していたと考えられています。鎌倉時代には猪苗代氏が猪苗代城を築き、その後、会津藩の支配下に入りました。明治時代には、野口英世が生まれ、近代化が進みました。

猪苗代町の主な歴史年表

  • 古代:
    • 948年(天暦2年): 小平潟天満宮が建立される。
  • 中世:
    • 鎌倉時代初期: 猪苗代経連が猪苗代城を築城。
    • 1411年(応永18年): 観音寺に石造宝篋印塔が造られる。
    • 1589年(天正17年): 伊達政宗が蘆名義広と摺上原で戦い、蘆名氏を滅亡させる。(摺上原の戦い)
  • 近世:
    • 1590年(天正18年): 会津が蒲生氏郷の所領となり、氏郷家臣の玉井貞右が猪苗代城に入る。
    • 1601年(慶長6年): 会津は再び蒲生領となり、猪苗代城には関一利が入り、後に岡定俊が城代となる。
    • 1627年(寛永4年): 会津は加藤嘉明領となり、その重臣・堀主水が猪苗代城代となる。
    • 1643年(寛永20年): 保科正之が会津領主となる。
    • 1672年(寛文12年): 保科正之死去。見祢山(赤埴山)山麓に葬られる。
    • 1673年(延宝元年): 土津神社を造営。
    • 1674年(延宝2年): 土田堰開削。
  • 近代:
    • 1868年(明治元年): 母成峠の戦い。会津藩・新撰組ら東軍が薩摩藩・土佐藩を中心とした西軍に敗れる。
    • 1876年(明治9年): 野口英世が生まれる。
    • 1883年(明治16年): 安積疏水完成。
    • 1888年(明治21年): 磐梯山大爆発。
    • 1898年(明治32年): 岩越鉄道(現磐越西線)郡山~会津若松間が開通。
    • 1900年(明治33年): 安達太良山沼ノ平噴火。
    • 1911年(明治40年): 沼尻鉱山の硫黄採掘をおこなうため、日本硫黄株式会社が発足する。
    • 1912年(明治41年): 有栖川宮威仁親王別邸(天鏡閣)が建設される。
    • 1913年(大正2年): 沼尻軌道が開通。
    • 1915年(大正4年): 沼尻スキー場が開場。
    • 1921年(大正10年): 沼尻温泉が現在地へ移転。
    • 1922年(大正11年): 高松宮宣仁親王別邸(現福島県迎賓館)が建設される。
  • 現代:
    • 1966年(昭和41年): 国立磐梯青年の家(現・国立磐梯青少年交流の家)が開設される。
    • 1969年(昭和44年): 磐梯急行電鉄(沼尻鉄道)が廃止される。
    • 1989年(平成元年): 台風13号の来襲で大倉川が決壊し、11人の死者・行方不明者をだす。
    • 1991年(平成3年): 磐越自動車道が猪苗代磐梯高原ICと会津坂下IC間の供用を開始。

人口

猪苗代町の人口は、近年減少傾向にあります。

人口
1970年 21,417人
1975年 20,106人
1980年 19,717人
1985年 19,146人
1990年 18,839人
1995年 18,874人
2000年 18,178人
2005年 17,009人
2010年 15,805人
2015年 15,037人
2020年 13,552人
  • 出典: 総務省統計局 国勢調査

教育

猪苗代町には、小学校4校、中学校1校、高校1校、特別支援学校1校が設置されています。

教育機関

  • 小学校:
    • 猪苗代町立猪苗代小学校
    • 猪苗代町立猪苗代第二小学校
    • 猪苗代町立長瀬小学校
    • 猪苗代町立吾妻小学校
  • 中学校:
    • 猪苗代町立猪苗代中学校
  • 高校:
    • 福島県立猪苗代高等学校
  • 特別支援学校:
    • 福島県立猪苗代支援学校

産業

猪苗代町の主要産業は観光業と農業です。

主要産業

  • 観光業: 猪苗代湖や磐梯山などの豊かな自然を活かした観光業が盛んです。
  • 農業: 米、蕎麦、野菜などの農業が盛んです。特に蕎麦栽培は、米の生産調整対策に伴う転作作物として近年注目を集めています。

交通

猪苗代町は、福島県の中通り地方と会津地方を結ぶ交通の要衝として位置しています。磐越西線、磐越自動車道などが通り、アクセスも良好です。

鉄道

  • JR東日本 磐越西線: 上戸駅 – (臨)猪苗代湖畔駅 – 関都駅 – 川桁駅 – 猪苗代駅 – 翁島駅

道路

  • 高速自動車国道
    • E49 磐越自動車道: 郡山・いわき方面 – 猪苗代磐梯高原IC – 会津若松・新潟方面
  • 一般国道
    • 国道49号: いわき方面 – 郡山 – 熱海 – 猪苗代 – 河東 – 会津若松 – 新潟方面
    • 国道115号: 相馬方面 – 福島 – 土湯 – 猪苗代
    • 国道459号: 浪江方面 – 二本松 – 土湯 – 猪苗代 – 北塩原 – 喜多方 – 新潟方面

バス

  • 会津乗合自動車
  • 高速バス 夢街道会津号: 東京駅・バスタ新宿(新宿駅新南口) – 猪苗代駅・会津若松駅

港湾

  • 翁島港: 猪苗代湖の港湾

文化財・天然記念物

猪苗代町には、歴史的建造物や自然景観など、数多くの文化財・天然記念物が存在します。

国指定

  • 重要文化財:
    • 天鏡閣: 旧有栖川宮別邸
    • 旧高松宮翁島別邸 (現福島県迎賓館)
    • 旧馬場家住宅 (会津民俗館に保存)
  • 重要有形民俗文化財:
    • 製蝋用具及び蝋釜屋 (会津民俗館に保管)
  • 史跡:
    • 会津藩主松平家墓所 (保科正之墓所)
  • 天然記念物:
    • 猪苗代湖ミズスギゴケ群落
    • 見祢の大石
    • 猪苗代湖のハクチョウ及びその渡来地

県指定

  • 県重文:
    • 石造宝篋印塔 (観音寺)
    • 旧佐々木家住宅 (会津民俗館に保存)
    • 猪苗代兼載書八代集秀逸
  • 県史跡:
    • 猪苗代城跡
  • 県天然:
    • 達沢大山祇神社社叢

観光

猪苗代町は、雄大な自然と歴史文化に触れられる観光スポットが数多く存在します。

温泉

  • 中ノ沢温泉: 磐梯山のふもとにある、歴史ある温泉地。
  • 沼尻温泉: 標高850mに位置する、磐梯山を望む温泉地。
  • 横向温泉: 磐梯山麓の静かな温泉地。
  • 裏磐梯川上温泉: 裏磐梯の自然豊かな温泉地。
  • 猪苗代はやま温泉: 猪苗代湖畔の温泉地。
  • 布森山温泉: 磐梯山のふもとにある、隠れ家的な温泉地。
  • 押立温泉: 磐梯山のふもとにある、歴史ある温泉地。
  • 猪苗代温泉: 猪苗代湖畔の温泉地。
  • 磐梯温泉: 磐梯山のふもとにある、自然豊かな温泉地。

旧跡・名勝

  • 母成峠: 戊辰戦争中の会津戦争における激戦の地。
  • 小平潟天満宮: 猪苗代湖畔にある、歴史ある神社。
  • 三忠碑: 摺上原の戦いで敗れた蘆名氏の家臣3名の記念碑。
  • 猪苗代城跡 (亀ヶ城): 福島県指定史跡。
  • 土津神社: 会津藩主保科正之を祀る神社。
  • 天鏡台 (昭和の森): 旧有栖川宮別邸の跡地。
  • 見祢の大石: 国の天然記念物。
  • 観音寺: 歴史ある寺院。
  • 磐椅神社: 会津五桜の一つ・大鹿桜が境内にある神社。
  • 天司の欅: 樹齢約800年の巨木。
  • 達沢不動滝: 美しい滝。
  • 福島県迎賓館: 国の重要文化財。

猪苗代湖北岸の浜

  • 志田浜: 広々とした砂浜。
  • 上戸浜: 湖畔に広がる、静かな浜。
  • 天神浜: 冬にはしぶき氷で有名な浜。日本の白砂青松100選に選ばれています。
  • 長浜: 猪苗代湖畔にある、静かな浜。
  • 白鳥浜: 冬には白鳥が飛来する浜。

観光スポット・博物館・資料館

  • 野口英世記念館: 世界的な細菌学者・野口英世の生涯と業績を紹介する博物館。
  • 世界のガラス館: 世界各国のガラス工芸品を展示する美術館。
  • 猪苗代ハーブ園: 約100種類のハーブが栽培されているハーブ園。
  • 南ヶ丘牧場: 乳製品や高原野菜が楽しめる牧場。
  • 猪苗代緑の村: 自然と触れ合える公園。
  • 会津民俗館: 会津地方の民俗資料を展示する博物館。

スキー場

  • 猪苗代スキー場: 猪苗代湖を一望できるスキー場。
  • リステルスキーファンタジア: ゲレンデと温泉が楽しめるスキー場。
  • 箕輪スキー場: 初心者から上級者まで楽しめるスキー場。
  • 猪苗代リゾートスキー場: ファミリー向けのスキー場。
  • 沼尻スキー場: 標高1,000mにある、雪質の良いスキー場。

ゴルフ場

  • ボナリ高原GC: 高原を望む、雄大なゴルフ場。
  • 猫魔ホテル猪苗代GC: 猪苗代湖を望む、景観の良いゴルフ場。

特産品・催事・その他

  • 蕎麦: 猪苗代町の特産品。
  • 磐梯朝日国立公園: 猪苗代町を含む、豊かな自然が広がる国立公園。
  • 磐梯まつり: 猪苗代町で毎年開催される、伝統的な祭り。

施設

  • 天鏡閣: 旧有栖川宮別邸。国の重要文化財。
  • 福島県迎賓館: 旧高松宮別邸。国の重要文化財。
  • 国立磐梯青少年交流の家: 青少年用教育・研修施設。
  • 猪苗代町体験交流館 (付属図書館): 地域の情報発信拠点。
  • 猪苗代町総合体育館 (愛称: カメリーナ): 体育施設。
  • いわはし館: 公共施設。

作品

猪苗代町は、数々の作品に登場し、その美しい自然や歴史は多くの人々に愛されています。

音楽

  • 高原列車は行く (作詞: 丘灯至夫、作曲: 古関裕而): 沼尻軽便鉄道をモデルにした楽曲。

ドラマ

  • いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう (2016年、フジテレビ): 主人公である曽田練の出身地。

アニメ

  • 宙のまにまに (2009年): 猪苗代町が舞台となっているアニメ。

出身有名人

猪苗代町からは、様々な分野で活躍する著名人が輩出しています。

  • 野口英世 (細菌学者): 世界的な細菌学者。
  • 小林温 (政治家): 経済産業大臣政務官。
  • 新妻駒五郎 (政治家): 大分県知事。
  • 川井源八 (実業家): 三菱電機会長。
  • 井上和郎 (漫画家): 漫画家。
  • 逢初夢子 (女優): 女優。

その他

猪苗代町は、豊かな自然と歴史文化に恵まれた魅力的な街です。観光だけでなく、移住やセカンドライフにも注目が集まっています。

脚注

  1. 図典 日本の市町村章 p49
  2. ^ a b c 猪苗代町 福島県市町村要覧2015(財)福島県市町村振興協会
  3. “猪苗代 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年2月7日閲覧。
  4. “福島の猪苗代そば 豊かな水のたまもの”. 日本経済新聞 (2021年6月18日). 2022年3月28日閲覧。

外部リンク

猪苗代町についてのクイズ

猪苗代町の面積はどのくらいですか?

福島県の猪苗代町はおおよそ99.01 km²の面積を持ち、多くの自然に囲まれた地域です。この地は、国内有数の美しい湖である猪苗代湖や、活火山である磐梯山を抱える雄大な地形が特徴的です。観光業や農業が主要な産業であり、特に磐梯朝日国立公園があることから、多くの観光客が訪れています。猪苗代町の面積は、いわゆる中規模の自治体に分類されており、その自然環境は観光やレクリエーションに豊かな恵みを与えています。

猪苗代町の主な河川は何ですか?

猪苗代町には長瀬川が流れています。長瀬川は周囲の美しい山々から流れ出る清流で、地域の水資源として重要な役割を果たしています。猪苗代町はその地理的特性上、合計で多くの河川が存在するため自然災害の影響や水田などの農業用水としても見逃せません。特に、冬季には泥や氷による影響もあり、地域住民は毎年その管理に配慮をしなければなりません。

猪苗代町の冬はどのような気候ですか?

猪苗代町は豪雪地帯として知られており、冬の降雪量が1~2mにも達します。特に日本海式気候の影響を受け、冷え込む日が多くなるため、気温は低く抑えられる傾向にあります。この冬の厳しい自然条件は、猪苗代町の美しい景観を形成するとともに、ウィンタースポーツや温泉観光にも寄与しています。観光客にとっては魅力的な要素である反面、地元住民にとっては積雪や冷え込みに対応する工夫が求められます。

猪苗代町の主な産業は何ですか?

猪苗代町の主要産業は観光業と農業であり、特に猪苗代湖や磐梯山などの豊かな自然を活かした観光業が盛んな地域です。この地は観光地として多くの訪問者を迎え入れ、スキー場や温泉地など様々なアクティビティが楽しめます。また、農業も重要な産業であり、米や蕎麦などが生産されており、特に蕎麦栽培には力が入れられています。

猪苗代町の教育機関には何がありますか?

猪苗代町には、小学校が4校、中学校が1校、高校が1校、特別支援学校が1校設置されています。この地域では、地域社会を支える教育機関が揃っており、地元の子供たちに対して教育の機会を提供しています。教育機関の充実は地域の将来にとって重要であり、子供たちが成長するための基盤を形成しています。特に、地域特有の文化や自然環境を活かした教育プログラムが考案され、地元資源を大切にした学びが推進されています。

猪苗代町にある温泉地の一つはどれですか?

猪苗代町には中ノ沢温泉という歴史ある温泉地が存在します。この温泉は、磐梯山のふもとに位置しており、豊かな自然に囲まれた癒しの空間を提供しています。温泉の効能は疲労回復やリラックス効果があり、多くの観光客や地元住民に親しまれています。また、周辺には他にも多くの温泉地が点在し、地域の観光資源としても重要な役割を果たしています。

猪苗代町の観光スポットの一つは何ですか?

猪苗代町には、野口英世記念館があります。この記念館は、世界的に有名な細菌学者である野口英世の生涯と業績を展示する博物館です。彼の故郷である猪苗代町には、彼の業績を記念して建てられたこの施設が、多くの観光客や学びを求める人々に訪れられています。ここでは、英世の後世に与えた影響や、科学の発展についても学ぶことができます。