新潟県南西部に位置する上越市は、日本三大夜桜の一つと称される高田城址公園の桜や、16kmにも及ぶ雁木通りの町並みなど、歴史的な魅力と豊かな自然に恵まれた都市です。 2005年の合併により、広大な面積と多様な地域を抱え、新潟県内では新潟市、長岡市に次ぐ人口規模を誇ります。 北陸新幹線の延伸開業により、東京や北陸へのアクセスも向上し、ますます注目を集めています。
概要
上越市は、新潟県南西部、上越地方に位置する市です。 施行時特例市に指定されており、新潟県内では新潟市、長岡市に次いで第3位の人口を擁しています。 都市雇用圏人口についても、上越都市圏は県内第3位です。
高田城址公園の桜や高田城の城下町の雁木通り、直江津港、直江津駅など、歴史的な景観と交通の要衝としての役割を担ってきた街です。
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積雪時の雁木通り
(画像提供: 上越市観光協会)
高田城の城下町に由来する高田市街
(画像提供: 上越市観光協会)
直江津港
(画像提供: 上越市観光協会)
歴史
上越市は、古くから交通の要衝として栄えてきました。 律令時代には越後国の国府が置かれ、戦国時代には上杉謙信が春日山城を居城としたことから、越後国の重要な拠点として発展しました。
江戸時代には、高田藩の藩庁高田城が築かれ、城下町として繁栄しました。 その後、明治時代には、直江津港が開港し、近代化が進みました。
1971年、高田市と直江津市が合併し、上越市が誕生しました。 さらに2005年には、周辺の13町村を編入合併し、現在の広大な上越市が誕生しました。
古代
- 越国が建国され、後に分割されて成立した越中国の管轄となる。
- 0702年(大宝02年) – 所属する頸城郡が越中国より越後国に譲られる。
中世
鎌倉時代
- 1207年(建永02年) – 親鸞が国府に配流される。
- 1497年(明応06年) – 長尾能景が林泉寺を建立する。
- 1502年(文亀元年)1月28日 – 越後南西部地震が発生、直江津を中心に死者多数
- 1507年(永正04年) – 長尾為景と上杉定実が上杉房能を自害に追い込む(永正の乱)。
- 1562年(永禄05年) – 上杉政虎(上杉謙信)が五智国分寺を再興する。
- 1567年(永禄10年) – 上杉輝虎(上杉謙信)が浄興寺を招聘する。
近世
安土桃山時代
- 1578年(天正06年) – 御館の乱が起こる。
- 1598年(慶長03年) – 上杉景勝が会津に移封され、堀秀治が入府する。
江戸時代
- 幕藩体制の成立により、春日山藩が立藩される。
- 1607年(慶長12年) – 堀忠俊が福島城を築き、春日山城は廃城となる(福島藩の立藩)。
- 1610年(慶長15年) – 越後福嶋騒動によって堀氏は改易となる。
- 1614年(慶長19年) – 松平忠輝が高田城を築き、福島城は廃城となる(高田藩の立藩)。
- 1616年(元和02年) – 牧野忠成が長峰藩を立藩する(1618年に廃藩)。
- 1681年(天和元年) – 越後騒動によって松平光長は改易となり、高田藩の領地は天領となる。
- 1684年(貞享元年) – 江戸幕府により川浦陣屋が置かれる。
- 1685年(貞享02年) – 稲葉正往が高田藩を再度立藩する。
- 1751年(寛延04年) – 高田地震が発生する。
近代
明治時代
- 1868年(慶応04年) – 明治維新により、旧天領・旗本領は柏崎県の管轄となる。
- 1869年(明治02年) – 旧天領・旗本領の主管自治体が柏崎県(第1次)、越後府、水原県、柏崎県(第2次)と変遷する。
- 1871年(明治04年) – 廃藩置県により高田藩は高田県となる。高田県は柏崎県に編入される。
- 1873年(明治06年) – 柏崎県が新潟県に編入する。
- 1883年(明治16年) – 高田事件が発生する。
- 1886年(明治19年) – 信越本線が開業する。
- 1897年(明治30年) – 北越鉄道(現信越本線)が開業する。
- 1901年(明治34年) – 春日山神社が建立される。
- 1908年(明治41年) – 大日本帝国陸軍第13師団が高田に入城する。
- 1911年(明治44年) – テオドール・エードラー・フォン・レルヒが金谷山において、日本で初めてとなるスキー指導を行う。
大正時代
- 1914年(大正03年)10月01日 – 頸城鉄道線が開業する(1971年に全線廃止)。
近現代
昭和時代
- 1947年(昭和22年)10月10日 – 昭和天皇が直江津、高田市内を行幸(昭和天皇の戦後巡幸)。行先で奉迎も行われた。
- 1949年(昭和24年)03月30日 – 名立機雷爆発事件が発生する。
- 1960年(昭和40年)09月18日 – 集中豪雨により保倉川、荒川が氾濫し、直江津市街地の約3400戸が床上浸水、約1000戸が床下浸水。関川の堤防も決壊し、高田市街地の約4000戸が浸水。
- 1964年(昭和39年)6月10日 – 昭和天皇、香淳皇后が第19回国民体育大会開催に合わせて県内を行幸啓。三菱化成直江津工場、高田高校などを訪問。
- 1971年(昭和46年)
- 01月18日 – 高田市及び直江津市の合併についての議案が高田市議会の本会議及び直江津市議会の本会議にて可決。
- 03月20日 – 新潟県議会の本会議にて高田市及び直江津市の合併についての議案を可決。
上越市が発足後
- 1971年(昭和46年)04月29日 – 高田市及び直江津市が合併して、上越市が発足する。
- 1972年(昭和47年) – 直江津の臨海工業地帯周辺で、新潟大学医学部調査班の手により公害被害の調査。児童にフッ素由来の特徴的な班状歯などが確認される。
- 1977年(昭和52年)3月 – 「上越市民の歌」を制定。
- 1978年(昭和53年)10月01日 – 上越教育大学が開学する。
- 1983年(昭和58年)11月09日 – 北陸自動車道が延伸開通する。
現代
平成時代
- 1994年(平成06年)04月01日 – 新潟県立看護短期大学が開学する(2005年に廃止→2006年から新潟県立看護大学へ改組)。
- 1997年(平成09年)03月22日 – 北越急行ほくほく線が開業する。
- 1997年(平成09年)10月16日 – 上信越自動車道が延伸開通する。
- 2005年(平成17年)01月01日 – 東頸城郡安塚町、浦川原村、大島村、牧村並びに中頸城郡板倉町、大潟町、柿崎町、清里村、頸城村、中郷村、三和村、吉川町及び西頸城郡名立町を編入する。
- 2006年(平成18年) – 合併協議会の申し合わせを受けて新市民歌「このふるさとを」を制定。
- 2007年(平成19年)04月01日 – 特例市に移行する。
- 2012年(平成24年)07月01日 – 上越火力発電所が営業運転を開始する。
- 2015年(平成27年)03月14日 – 北陸新幹線が延伸開業する。
- 2015年(平成27年)04月01日 – 特例市制度廃止により施行時特例市に移行する。
地理
上越市は、日本海に面し、山岳と平野が複雑に入り組んだ地形をしています。 市域の一部は佐渡弥彦米山国定公園に指定されています。
位置
- 東の新潟市まで129km
- 西の富山市まで131km
- 南の長野市まで63km
北陸新幹線が開通したことにより、東京や北陸地方へのアクセスが向上しました。
地形
山岳
- 春日山
- 金谷山
- 米山
- 菱ヶ岳
- 不動山(上越市最高峰)
河川
- 関川水系:関川、新堀川、保倉川
- 柿崎川水系:柿崎川
土地
- 高田平野
気候
上越市は、日本海側気候に属し、冬は雪が多く、夏は比較的涼しいです。
観測方法
市内のアメダスの観測点は、以下の5箇所に設置されています。
- 高田特別地域気象観測所
- 大潟観測所
- 安塚観測所
- 川谷観測所
- 筒方観測所
積雪量
冬は季節風が日本海側から吹き、山地にぶつかって雪を降らせることから降水量が多くなります。
市内の一部を除くほぼ全域が豪雪地帯対策特別措置法に基づき特別豪雪地帯に指定されています。 年毎の差が大きいものの、多雪年の最深積雪は平野部としては全国トップクラスに多く、市街地でも2mを超えることがあります。
高田測候所(当時の名称)では、1945年(昭和20年)2月26日に、377cmの最深積雪を記録しました。
積雪量は地域によって差があり、高田などの内陸部や安塚などの山間部は多く、直江津や大潟などの沿岸部は比較的少ないです。
高田(高田特別地域気象観測所)の気候 |
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月 |
最高気温記録 °C (°F) |
平均最高気温 °C (°F) |
日平均気温 °C (°F) |
平均最低気温 °C (°F) |
最低気温記録 °C (°F) |
降水量 mm (inch) |
降雪量 cm (inch) |
平均降水日数 (≥0.5 mm) |
平均降雪日数 (≥0 cm) |
% 湿度 |
平均月間日照時間 |
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1922年-現在) 気象庁 |
行政
上越市は、地域自治区制度を導入した全国初の市です。 合併前の旧市町村区域に基づく15区と、合併により編入された13町村に設置された13区の計28の地域自治区が設置されています。
市長
- 現市長:中川 幹太(2021年11月9日就任、1期目)
交通
上越市は、新潟県南部の交通の要衝です。 直江津港は重要港湾に指定されており、直江津駅は信越本線と北越急行ほくほく線の交差駅となっています。 また、北陸自動車道や上信越自動車道が通っており、陸路でのアクセスも良好です。
鉄道
- 北陸新幹線:上越妙高駅
- 信越本線:直江津駅、黒井駅、犀潟駅、土底浜駅、潟町駅、上下浜駅、柿崎駅
- ほくほく線:ほくほく大島駅、虫川大杉駅、うらがわら駅、大池いこいの森駅、くびき駅、犀潟駅
- 妙高はねうまライン:二本木駅、上越妙高駅、南高田駅、高田駅、春日山駅、直江津駅
- 日本海ひすいライン:名立駅、有間川駅、谷浜駅、直江津駅
バス
- 頸城自動車
- 頸北観光バス
- 東頸バス
- くびき野バス
- 頸南バス
道路
- 高速道路
- 北陸自動車道
- 上信越自動車道
- 一般国道
- 国道8号
- 国道18号
- 国道253号
- 国道350号
- 国道403号
- 国道404号
- 国道405号
- 主要地方道
- 新潟県道13号上越安塚柏崎線
- 新潟県道25号柿崎小国線
- 新潟県道30号新井柿崎線
- 新潟県道38号高田停車場線
- 新潟県道43号上越安塚浦川原線
- 新潟県道61号柿崎牧線
- 新潟県道63号上越新井線(山麓線)
- 新潟県道77号上越頸城大潟線
- 新潟県道78号大潟高柳線
- 新潟県道85号上越高田インター線
- 新潟県道87号名立谷浜インター線
- 新潟県道95号上越飯山線
- 一般県道
- 新潟県道119号柿崎停車場線
- 新潟県道120号潟町停車場線
- 新潟県道122号黒井停車場線
- 新潟県道123号直江津停車場線(上越大通り)
- 新潟県道129号犀潟柿崎線
- 新潟県道180号春日山停車場春日山城線
- 新潟県道184号三和新井線
- 新潟県道185号春日山城直江津線
- 新潟県道186号板倉直江津線
- 新潟県道198号青柳高田線
- 新潟県道199号横畑高田線
- 新潟県道200号上正善寺高田線
- 新潟県道201号田屋戸野目線
- 新潟県道216号大瀁直江津線
- 新潟県道217号二本木岡川新井線
- 新潟県道229号菖蒲棚岡線
- 新潟県道240号上増田吉川線
- 新潟県道241号川谷十町歩線
- 新潟県道245号東飛山名立線
- 新潟県道253号浦川原犀潟停車場線
- 新潟県道254号上小沢上越妙高停車場線
- 新潟県道258号長坂潟町停車場線
- 新潟県道259号小猿屋黒井停車場線
- 新潟県道261号西野谷二本木停車場線
- 新潟県道269号土口谷浜停車場線
- 新潟県道278号牧横住線
- 新潟県道301号柳島信濃坂線
- 新潟県道302号本高津戸野目線
- 新潟県道313号上下浜停車場線
- 新潟県道338号原之町上下浜停車場線
- 新潟県道344号坂本新田新井線
- 新潟県道348号菖蒲高原線
- 新潟県道359号上牧棚広線
- 新潟県道360号関山中郷線
- 新潟県道362号後谷黒田上越妙高停車場線
- 新潟県道376号名木山浦川原線
- 新潟県道425号高尾田島線
- 新潟県道468号大潟上越線
- 新潟県道488号三ツ屋中央線
- 新潟県道503号坊金虫川線
- 新潟県道523号中ノ俣下綱子線
- 新潟県道524号黒岩下小野線
- 新潟県道534号春日山停車場線
- 新潟県道542号上越糸魚川自転車道線(久比岐自転車道)
- 新潟県道579号上越脇野田新井線(上越大通り)
- 新潟県道584号新井中郷線
港湾
- 直江津港
航路
- 佐渡汽船:直江津港 – 小木港(佐渡市)
観光
上越市には、歴史的な建造物や自然豊かな観光スポットが数多く存在します。 高田城址公園や雁木通り、春日山城跡、直江津港など、魅力的な観光地を巡ってみてください。
観光地
- 高田城下町
- 雁木通り
- 高田世界館
- 高田まちかど交流館
- 旧師団長官舎
- 榊神社
- 瞽女ミュージアム高田
- 高田城址公園
- 高田城跡(県指定史跡)
- 三重櫓
- 極楽橋
- 西堀橋
- 小林古径邸・小林古径記念美術館
- 上杉謙信関連
- 春日山城跡(国史跡)
- 林泉寺
- 御館
- 明静院
- 浜善光寺
- 親鸞関連
- 居多ヶ浜(親鸞聖人上陸の地)
- 五智国分寺
- 本願寺国府別院
- 浄興寺(国重要文化財)
- ゑしんの里記念館(板倉区)
- 直峰城(県指定史跡・安塚区)
- 福島城
- 水科古墳群(国史跡)
- 宮口古墳群(国史跡)
- 吹上遺跡・釜蓋遺跡(国史跡)
- 虫川の大スギ(国天然記念物)
- 居多神社(越後国一宮)
- 浄善寺(柿崎区)
- ライオン像のある館(旧直江津銀行)
- 朝市
- 鵜の浜温泉(大潟区)
- 地すべり資料館・地すべり人柱供養堂(板倉区)
- 上越あるるん村
- 蓮野の棚田(日本の棚田百選、大島区)
- 岩の原葡萄園
- 光ヶ原高原(板倉区)
- 妙高サンシャインランド(中郷区)
- くびき野レールパーク(頸城区)
- 直江津D51レールパーク
- シーサイドパーク名立(名立区)
- 大潟水と森公園(大潟区)
- 大池いこいの森(頸城区)
- 尾神岳エリア(吉川区・柿崎区)
- スカイトピア遊ランド
- スーパースライダー
- パラグライダースクール
- 大出口泉水(平成の名水百選)・坪野親水公園
- 上越市海洋フィッシングセンター
- 有間川フィッシャリーナ
- 海水浴場(柿崎中央・鵜の浜・なおえつ・たにはま)
- ウィンタースポーツ関連
- 日本スキー発祥記念館
- キューピットバレイ
- 金谷山スキー場
- 金谷山スーパーボブスレー
- 金谷山
文化・名物
祭事・催事
- 観桜会(4月上旬~4月中旬)
- 上越まつり(祇園祭、7月23日~7月29日)
- 謙信公祭(8月第4土日)
- 上越はすまつり(7月下旬~8月中旬)
- 朝市感謝祭(10月中旬)
- 越後・謙信SAKEまつり(10月下旬)
- 上越菊まつり(11月上旬)
- レルヒ祭(2月上旬)
- 灯の回廊(2月下旬)
名産・特産
- ぴりっ子 – 神楽南蛮(ししとうがらし)を使用した、歴史が古い辛味調味料
- 上越コシヒカリ(米)
- くびき牛
- 上越野菜
- 伝統野菜:高田シロウリ、仁野分しょうが、みょうが(正善寺みょうが、棚畑みょうがほか)、頸城オクラ、オニゴショウ、ばなな南瓜、なます南瓜、曲がりねぎ、ずいき、とうな、ひとくちまくわ
- 特産野菜:なす(越の丸、新潟黒十全ほか)、オータムポエム・アスパラ菜、カリフラワー、枝豆
- 市内の酒蔵と主な銘柄
- 竹田酒造店(大潟区)「かたふね」
- 丸山酒造場(三和区):「雪中梅」
- 武蔵野酒造:「スキー正宗」
- 加藤酒造(吉川区):「清正」
- 上越酒造:「越の若竹」
- 妙高酒造:「妙高山」
- 頚城酒造(柿崎区):「越路乃紅梅」
- 田中酒造:「能鷹」
- よしかわ杜氏の郷(吉川区):「よしかわ杜氏」「天恵楽」
- 小山酒造店(大潟区):「越後自慢」
- 代々菊醸造(柿崎区):「吟田川」
- 新潟第一酒造(浦川原区):「越の白鳥」
食文化
上越地域独特のものとしてサメ食の文化が根付いている。
サメ食文化
中郷区の片貝縄文遺跡からはサメの歯が発見され、釜蓋遺跡からはサメの一部とも判断できる画が発見されており、上越地域では縄文時代からサメ肉が食されていたのではないかと推測されている。
越後におけるサメ漁やサメの利用法については、江戸時代中期の宝暦6年(1756年)に寺泊の漢方医・丸山元純が記した『越後名寄(えちごなよせ)』が最古の文献とされる。
『越後名寄』には、鮫魚(さめ、アブラツノザメのこと)のサメ肉について「臭いはあるものの肉そのものは美味しい」と記述されており、山椒や味噌などを付けた焼き物、からしや酢みそで味付けしたなます、煮物、すしなどの調理法が紹介されている。
近年はサメ食文化を上越市の観光資源にしようという動きがある。伝統料理に留まらず、サメ肉のフライを挟んだサメバーガー、サメのタレかつ丼、サメのナゲット、サメのパニーニ、鮫のワインづけ、鮫の清酒づけなどの料理が開発されて、販売されており、週末には東京、大阪、北陸などから上越市を訪れて購入する客が現れている。
郷土料理
- おぼろ豆腐
- 魚の煮物(深ざめの煮こごりほか)
- 里芋なます
- ずいきの酢漬け
- 笹寿司
- サメ料理(煮付け、煮ごり、ぬた、サメ雑煮など)
ご当地グルメ
- 謙信公 義の塩 ホワイト焼きそば
- 上越豚骨醤油ラーメン
- 雪むろ酒かすラーメン
上越市を舞台とした作品
アニメ
- タイガーマスク(1971年/旧・直江津市が第62話「黒い挑戦者」の舞台)
- センチメンタルジャーニー(1998年/第3話「~星降る夜の天使」の劇中に直江津駅が登場する)
- トントンあったと にいがたの昔ばなし(2003~2007年/新潟県内で放送されたアニメ。上越市が舞台の昔話は第2シリーズで放送された「ねずみ経」と牧区が舞台の「雪太郎」)
- サザエさん(2009年/OPの冒頭に高田公園と三重櫓が登場する)
- 戦国BASARA(2009年8/春日山城が登場する)
- 戦国BASARA弐(2010年/春日山城が登場する)
- 夢喰いメリー(2011年/上越市に類似した風景が一部登場する)
- 戦国BASARA Judge End(2014年/春日山城が登場する)
- 魔法少女育成計画(2016年/劇中で高田駅、高田公園、上越教育大学附属中学校、本町、仲町、西城町の電波塔、北陸自動車道など、高田を中心に上越市の風景が頻繁に登場する)
漫画
- 夢喰いメリー(2008年~2020/年/高田駅、J MAX THEATER 上越、謙信公大橋、本町商店街など上越市内の風景が描写)
- ましろのおと(2010年~/瞽女ミュージアム高田と高田駅が登場する)
- ろんぐらいだぁす!(2012年~/ヒロイン達が江の島~直江津ルートで日本列島を横断する。直江津はゴール地点)
- 雪花の虎(2015年~/上杉謙信女性説を題材に女上杉謙信が活躍する)
- 世界は今日もまわってる(2017年~/高田世界館、儀明川など高田地区の風景が頻繁に登場する)
映画
- 山椒大夫(1954年/直江津が主要な舞台のひとつ)
- 水戸黄門(1957年/高田藩の越後騒動が幕府を揺るがす事件に発展し、水戸黄門が解決に乗り出す)
- 天と地と(1990年/上杉謙信が主人公。海音寺潮五郎の同名小説を映画化)
- 男はつらいよ 拝啓車寅
上越市についてのクイズ
上越市が位置する新潟県の南西部にある、市の特徴的な景観として有名な場所はどれですか?
上越市の象徴的な景観の一つとして知られているのが、高田城址公園の桜です。この公園は、日本三大夜桜の一つとして称賛されており、春になると多くの観光客が訪れます。桜の名所として有名なこの公園は、歴史的な背景も持ち合わせており、上越市が築いてきた文化や歴史を感じることができる場所でもあります。特に、桜の開花時期には周辺が美しい桜色に染まり、その様子は多くの写真家や観光客に愛されています。また、江戸時代の高田藩の城下町としての歴史も影響を与えており、当時の風情を今に伝える場所としても重要な役割を果たしています。
上越市に存在する歴史的な事件や人物に関連する城はどれですか?
春日山城は、戦国時代に上杉謙信が居城としていたことで非常に有名な城です。上越市には多くの歴史的な城が存在しますが、春日山城は特に上杉謙信に関連した重要な遺跡として知られています。上杉謙信は、戦国時代の武将であり、彼の城である春日山城はその戦略的な位置と、周囲の防御に優れた地形に恵まれていました。また、彼がこの城に居住していたことから、上越市は上杉謙信ゆかりの地としても知られ、観光名所として訪れる人々にとってしばしば印象的なスポットとなっています。
上越市の特徴的な気候はどのように表現されますか?
上越市の気候は、日本海側気候に属しています。この地域は、冬になると日本海からの季節風が影響を及ぼし、多くの雪が降るのが特徴です。冬の積雪量は非常に多く、特に多雪年には市街地でも2メートルを超えることがあります。これにより、上越市は冬季に雪を楽しむイベントやウィンタースポーツが非常に盛んです。また、夏は比較的涼しく、快適な気候が続くため、多くの人々が避暑地としても訪れます。日本海側気候の影響で梅雨や台風の影響も受けることがあり、年間を通じて多様な気象条件を体験することが可能です。
上越市が導入した地域自治区制度は何ですか?
上越市は、地域自治区制度を導入した全国初の市として知られています。合併前の旧市町村区域に基づいて、15区と合併により編入された13町村に設置された13区、合計28の地域自治区が設けられています。この制度は、市民の代表性を高め、市政への参加意識を醸成することを意図しています。また、地域の特性や課題をより直接的に反映させた意思決定が行われることが期待され、地域住民のニーズを考慮した行政運営が目指されています。他の自治体でも導入の動きが見られる中で、上越市の取り組みは大変重要な先駆けとして評価されています。
上越市を代表する観光地の一つとされる城址公園の名称は何ですか?
高田城址公園は、上越市を代表する観光地の一つであり、特に桜の名所として有名です。この公園は、もともと高田城があった跡地に整備されたもので、多くの観光客がその美しい景観を楽しむために訪れます。春になると公園内には約3,000本の桜が花を咲かせ、散策や花見に訪れる人々で賑わいます。また、高田城址公園内には、歴史的な建造物や文化財も数多く存在し、歴史好きな観光客にも魅力的なスポットとなっています。さらに、周囲には雁木通りといった歴史的な街並みが広がり、上越市の歴史と文化を感じることができる環境が整えられています。