さぬき市:瀬戸内海の美しい風景と歴史が香る、魅力あふれる街

香川県東部、瀬戸内海に面したさぬき市は、豊かな自然と歴史、そして活気あふれる街並みが調和する魅力的な都市です。かつて5つの町が合併して誕生したさぬき市は、それぞれの地域の個性と歴史を継承しながら、新たな魅力を生み出しています。

さぬき市の魅力:自然、歴史、そして活気

さぬき市は、穏やかな瀬戸内海に面した美しい海岸線と、緑豊かな山々、そして歴史を感じさせる史跡が織りなす、自然と文化が融合した街です。

瀬戸内海の絶景と豊かな自然

  • 津田の松原: 日本三大松原の一つに数えられる「津田の松原」は、白砂青松の美しい風景が広がり、海水浴や散歩を楽しむことができます。
  • 大串自然公園: 瀬戸内海の絶景を一望できる大串自然公園は、芝生広場やテアトロンなど、自然を満喫できる施設が充実しています。
  • みろく自然公園: 緑豊かな自然に囲まれたみろく自然公園は、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。

歴史と文化が香る街

  • 志度寺: 四国八十八箇所霊場第86番札所である志度寺は、古くからの歴史と文化を感じることができます。
  • 長尾寺: 四国八十八箇所霊場第87番札所である長尾寺は、静寂の空間で心を落ち着かせることができます。
  • 富田茶臼山古墳: 古墳時代を偲ばせる富田茶臼山古墳は、歴史ロマンを感じることができます。

活気あふれる街並み

  • 志度地区: さぬき市役所の所在する志度地区は、古き良き街並みが残るエリアです。
  • 長尾地区: 長尾地区は、歴史と文化を感じることができるエリアです。
  • 津田地区: 津田地区は、瀬戸内海に面した活気あふれるエリアです。

さぬき市の歴史:5つの町が一つに

さぬき市は、2002年4月1日に、大川郡津田町、大川町、志度町、寒川町、長尾町の5つの町が合併して誕生しました。

合併の歴史:新たな発展への歩み

  • 2002年:5つの町が合併し、さぬき市が誕生。香川県初の「平成の大合併」となりました。
  • 2003年:市章が制定されました。
  • 2012年:市マスコットキャラクター「さっきー」が決定しました。
  • 2012年:さぬき市合併10周年記念事業が実施されました。

合併による住所表記の変更

合併によって、住所の表記が変更されました。

合併前の表示 合併後の表示 備考
旧津田町 さぬき市津田町○○ 「大川郡」を「さぬき市」に置き換え、「町」を「まち」と読む。
旧大川町 さぬき市大川町××
旧寒川町 さぬき市寒川町△△
旧志度町 さぬき市※※ 「大川郡志度町」を「さぬき市」に置き換え、「大字」を削除。
旧長尾町 さぬき市長尾●● 「大川郡」を「さぬき市」に置き換え、「町」を削除。
多和地区 さぬき市多和▲▲ 「大川郡長尾町」を「さぬき市」に置き換え、「字」を削除。
上記以外 さぬき市◎◎ 「大川郡長尾町」を「さぬき市」に置き換える。

さぬき市の産業:活気あふれる経済圏

さぬき市は、工業、農業、観光など、多様な産業が発展しています。

工業:クレーン製造、物流拠点

  • 志度臨海工業団地: クレーン製造のタダノなど、多くの企業が立地しています。
  • 末工業団地: セシールなどの商品加工・物流センターが集積しています。
  • 高松東ファクトリーパーク: さぬき市と三木町にまたがる大型内陸工業団地です。
  • 鵜部工業団地: リース制度や長期分納制度を導入した工業団地です。
  • 東香川食品産業ファブリック: 食品産業に特化した工業団地です。

農業:伝統を守りながら新たな挑戦

さぬき市は、古くから農業が盛んで、特産品である自然薯や柑橘類などの栽培が盛んです。近年では、農業の六次産業化にも力を入れており、農産物を加工した製品の開発や販売にも積極的に取り組んでいます。

観光:豊かな自然と歴史を活かした観光

さぬき市は、美しい瀬戸内海の風景や歴史的な史跡、そして温泉など、多くの観光資源に恵まれた街です。観光客向けの宿泊施設や飲食店も充実しており、観光客に人気の高いエリアとなっています。

さぬき市の魅力を体感しよう

さぬき市は、自然、歴史、そして活気あふれる街並みが魅力の都市です。美しい瀬戸内海の風景を眺めながら、歴史的な史跡を巡り、地元の人々の温かさに触れて、さぬき市の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。

さぬき市についてのクイズ

さぬき市が面している海は何海ですか?

さぬき市は香川県の東部に位置し、穏やかな瀬戸内海に面しています。瀬戸内海は多くの島々と美しい海岸線を持つ地域で、自然の景観が魅力的です。この海域は温暖な気候と澄んだ海水が特徴であり、海水浴やウォータースポーツを楽しむ観光客に人気です。また、瀬戸内海は「美しい日本の海岸百選」にも選ばれており、周辺では多くの海の幸や新鮮な食材が豊富に獲れることでも知られています。さぬき市はこの自然環境を活かし、観光業や漁業など、地域の産業の一翼を担っています。

さぬき市の志度寺は何番目の四国八十八箇所霊場ですか?

志度寺は四国八十八箇所霊場の第86番札所です。この寺は古くから多くの参拝者に親しまれており、歴史的価値が高い場所とされています。志度寺は、心を落ち着ける静寂な空間が広がり、訪れる人々に安らぎを与えます。境内には古い建物や美しい庭園が整備されており、四季折々の景色を楽しむことができます。また、四国八十八箇所巡りは多くの人々にとって心の旅とされており、志度寺もその一環として重要な役割を果たしています。

さぬき市は何年に設立されましたか?

さぬき市は2002年4月1日に設立されました。この時、5つの町が合併して新たな市が誕生したことによるもので、香川県においては初の「平成の大合併」の一例とされています。合併によって、さぬき市は地域の個性や資源を活かしつつ、行政機能の効率化と地域の活性化を目指しました。設立から数年が経った後、さぬき市は市章の制定やマスコットキャラクターの誕生など、地域のブランド創造にも力を入れています。

さぬき市の特産品として知られているものは何ですか?

さぬき市は特産品として自然薯(じねんじょ)や柑橘類が有名です。自然薯は、山に自生する山芋の一種であり、非常に栄養価が高く、粘り気が強くて味わい深い食材です。この地域の特有の気候と土壌が育んだ自然薯は、品質が良く、全国的にも評価されています。また、農業の六次産業化にも積極的に取り組んでおり、地元の農産物を加工した製品を開発・販売することで、地域経済の振興を図っています。