鹿児島県錦江町 – 大隅半島の魅力が詰まった、自然豊かな町

鹿児島県肝属郡の西端に位置する、自然豊かな町

錦江町（きんこうちょう）は、鹿児島県の大隅半島西部に位置する、人口約6,000人の町です。2005年3月22日に旧・大根占町と旧・田代町が合併して誕生しました。町名の由来は、西側に広がる錦江湾（鹿児島湾）からきています。

雄大な自然と豊かな歴史が織りなす、魅力あふれる錦江町

錦江町は、雄大な肝属山地（国見連山）と錦江湾に囲まれた、自然豊かな町です。町の面積のほとんどは山地で占められており、西部は錦江湾に面し、薩摩半島と対峙しています。

錦江町を彩る豊かな自然

• 神川大滝: 標高約200mの断崖から流れ落ちる、轟轟と音を立てて力強く水しぶきをあげる雄大な滝です。周辺には遊歩道が整備されており、四季折々の自然を満喫できます。
• 照葉樹の森: 錦江町の中部には、原生林が残る照葉樹の森が広がっています。緑豊かな森は、多くの動植物が生息する貴重な生態系を育んでいます。
• 稲尾岳: 国の天然記念物に指定されている稲尾岳は、標高約600mの山頂から錦江湾を一望できます。山頂には展望台があり、雄大なパノラマを楽しめます。

歴史と文化が息づく町並み

錦江町には、長い歴史と文化が息づく町並みが残っています。

• 花瀬: 錦江町の中心部にある花瀬地区は、かつて大根占町の中心地として栄えていました。歴史ある町並みを散策しながら、昔の面影を感じることができます。
• トロピカルガーデン神川: 熱帯植物が生い茂る美しい庭園です。亜熱帯植物ならではの珍しい花々や木々を楽しむことができます。

豊かな自然と歴史を満喫できるイベント

錦江町では、年間を通して様々なイベントが開催されています。

• 花瀬公園まつり: 4月第1日曜日に開催される、地域住民が一体となって楽しめるお祭りです。地元の特産品や屋台が出店し、賑やかな一日を過ごせます。
• サザンビーチバレーフェスタ: 7月に開催される、ビーチバレーボールの大会です。錦江湾の美しいビーチを舞台に、熱い戦いが繰り広げられます。
• 自然まるごと体験ツアー: 7月下旬から8月上旬にかけて開催される、自然体験ツアーです。神川大滝や照葉樹の森など、錦江町の豊かな自然を満喫できます。

錦江町の暮らし

人口と産業

錦江町の人口は、近年減少傾向にあります。しかし、自然豊かな環境を生かした農業や観光業が盛んです。特に、柑橘類の栽培が盛んで、甘くて美味しいみかんや温州みかんが特産品です。

教育

錦江町には、町立の小学校と中学校があります。子供たちは、自然豊かな環境の中で、心身ともに健やかに成長しています。

交通

錦江町は、公共交通機関が限られています。町内を走るバス路線はありますが、本数は多くありません。そのため、車での移動が便利です。最寄りの空港は鹿児島空港で、町までは車で約2時間20分かかります。

錦江町を訪れる人に

錦江町は、雄大な自然と豊かな歴史が調和した、魅力あふれる町です。自然を満喫したい方、歴史に触れたい方、ゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめです。ぜひ、錦江町を訪れて、その魅力を体感してください。

錦江町の詳細情報

• 町長: 新田 敏郎
• 面積: 163.19 km²
• 人口: 5,978人（2024年8月1日現在）
• 郵便番号: 〒893-2302
• 隣接自治体: 鹿屋市、肝属郡肝付町、南大隅町

錦江町へのアクセス

• 飛行機: 鹿児島空港から車で約2時間20分
• 鉄道: JR九州鹿児島中央駅から車で約1時間45分
• バス: 鹿児島交通バスが町内を運行

錦江町に関する参考情報

• 錦江町役場ホームページ: https://www.town.kinko.lg.jp/
• 錦江町観光協会: https://www.kanko-kinko.com/

錦江町についてのクイズ