栃木県北東部に位置する大田原市は、歴史と自然が調和した魅力あふれる街です。 松尾芭蕉が「奥の細道」で訪れたことでも知られており、那珂川や八溝山系の里山など豊かな自然に囲まれています。 雲巌寺や栃木県なかがわ水遊園、日帰り温泉など観光資源も豊富で、近年では「田園工業都市」として工業団地の開発も進んでいます。
地理
大田原市は、栃木県の北東部に位置し、東京から北に約 150 キロメートル、県庁所在地の宇都宮市からは車で約 1 時間です。 東西に長く、東側は茨城県と福島県に接しています。 市の地形は、東部の八溝山地から、中央部・西部にかけて那須野が原扇状地の扇端付近にあたる平地へと変化していきます。 那珂川や箒川などの河川が流れ、市街地を流れる伏流水の蛇尾川は、箒川に注ぎ込み、さらに箒川は那珂川に合流します。
気候
大田原市は、内陸性気候に属し、夏は高温多湿、冬は冷え込みます。 年間を通して降水量は多く、特に梅雨時期と秋雨時期には集中豪雨に見舞われることもあります。
月 | 1 月 | 2 月 | 3 月 | 4 月 | 5 月 | 6 月 | 7 月 | 8 月 | 9 月 | 10 月 | 11 月 | 12 月 | 年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高気温記録 °C (°F) | 18.0 (64.4) | 21.5 (70.7) | 24.7 (76.5) | 29.9 (85.8) | 34.0 (93.2) | 37.8 (100) | 37.8 (100) | 37.3 (99.1) | 35.0 (95) | 30.8 (87.4) | 24.0 (75.2) | 22.9 (73.2) | 37.8 (100) |
平均最高気温 °C (°F) | 7.4 (45.3) | 8.5 (47.3) | 12.1 (53.8) | 17.6 (63.7) | 22.3 (72.1) | 25.0 (77) | 28.4 (83.1) | 29.8 (85.6) | 26.0 (78.8) | 20.5 (68.9) | 15.1 (59.2) | 9.9 (49.8) | 18.6 (65.5) |
日平均気温 °C (°F) | 1.7 (35.1) | 2.6 (36.7) | 5.9 (42.6) | 11.3 (52.3) | 16.5 (61.7) | 20.0 (68) | 23.5 (74.3) | 24.4 (75.9) | 20.8 (69.4) | 15.1 (59.2) | 9.1 (48.4) | 4.0 (39.2) | 12.9 (55.2) |
平均最低気温 °C (°F) | -3.4 (25.9) | -2.7 (27.1) | 0.2 (32.4) | 5.5 (41.9) | 11.4 (52.5) | 15.9 (60.6) | 19.9 (67.8) | 20.7 (69.3) | 16.8 (62.2) | 10.4 (50.7) | 3.6 (38.5) | -1.2 (29.8) | 8.1 (46.6) |
最低気温記録 °C (°F) | -16.4 (2.5) | -11.9 (10.6) | -9.5 (14.9) | -5.5 (22.1) | 2.0 (35.6) | 7.7 (45.9) | 9.0 (48.2) | 12.2 (54) | 6.2 (43.2) | 0.1 (32.2) | -5.9 (21.4) | -8.9 (16) | -16.4 (2.5) |
降水量 mm (inch) | 34.9 (1.374) | 34.8 (1.37) | 84.0 (3.307) | 108.3 (4.264) | 139.4 (5.488) | 172.4 (6.787) | 235.8 (9.283) | 235.7 (9.28) | 209.6 (8.252) | 160.5 (6.319) | 71.0 (2.795) | 39.5 (1.555) | 1,522.6 (59.945) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 4.3 | 4.8 | 8.2 | 10.0 | 11.3 | 14.3 | 15.7 | 13.4 | 12.7 | 10.1 | 6.7 | 4.5 | 116.1 |
平均月間日照時間 | 193.5 | 185.5 | 194.1 | 189.1 | 183.2 | 129.6 | 128.5 | 148.0 | 120.3 | 139.9 | 161.5 | 180.3 | 1,953.4 |
隣接自治体
- 栃木県: 那須塩原市、さくら市、矢板市、那須郡那須町、那珂川町
- 茨城県: 久慈郡大子町
- 福島県: 東白川郡棚倉町
歴史
大田原市は、古くから奥州街道の宿場町として栄え、戦国時代には大田原氏の居城である大田原城の城下町としても発展しました。 市内には、城下町時代の面影を残す狭い道や鍵型に曲がった道が随所に見られます。 栃木県北地域の政治、経済、文化の中心地として、重要な役割を果たしてきました。
有史以前
- 約 13,000 年前: 後期旧石器時代、琵琶池遺跡など、大田原の地に人が住み始めます。
- 約 4,500 年前: 縄文時代、長者ヶ平などで大規模集落跡が発見されています。
有史以降
- 古墳時代~ 6 世紀: 那珂川周辺に上侍塚古墳、下侍塚古墳など、多くの古墳が築造されました。
- 7 世紀: 那須国造が置かれました。
- 700 年: 那須国造碑が建立されました。
- 平安時代: 那須一族の荘園が佐久山、福原周辺に開かれました。
- 1545 年: 大田原資清によって大田原城が築城されました。
- 1646 年: 奥州街道が完成しました。
- 1659 年: 松尾芭蕉が雲巌寺や修験光明寺を訪れました。
- 1676 年: 徳川光圀が笠石神社を創建し、那須国造碑の保護を命じました。
- 1692 年: 徳川光圀が上侍塚古墳と下侍塚古墳の発掘調査・整備を命じました。
- 1788 年: 蟇沼用水が完成しました。
- 1868 年: 大田原藩は戊辰戦争で新政府軍に付き、城下は旧幕府方の会津藩の攻撃を受け、大田原城が焼失しました。
- 1871 年: 廃藩置県により「大田原県」が成立しました。
- 1885 年: 那須疏水が開削されました。
市の沿革
- 1889 年 4 月 1 日: 町村制施行に伴い、那須郡大田原町が発足しました。
- 1954 年 12 月 1 日: 大田原町、親園村、金田村が合併し、大田原市が誕生しました。
- 1954 年 12 月 31 日: 那須郡野崎村の一部が編入されました。
- 1955 年 4 月 1 日: 那須郡西那須野町の一部(加治屋)が編入されました。
- 1955 年 11 月 5 日: 那須郡佐久山町が編入されました。
- 1992 年 7 月 1 日: 那須郡黒羽町と境界変更が行われました。
- 1993 年 12 月 1 日: 塩谷郡喜連川町と境界変更が行われました。
- 1995 年 12 月 1 日: 那須郡黒羽町と境界変更が行われました。
- 2001 年 1 月 1 日: 矢板市と境界変更が行われました。
- 2002 年 1 月 1 日: 黒磯市と境界変更が行われました。
- 2004 年 12 月 31 日: 黒磯市と境界変更が行われました。
- 2005 年 10 月 1 日: 那須郡湯津上村と黒羽町が編入されました。
- 2006 年 8 月 1 日: 那須郡那珂川町と境界変更が行われました。
- 2009 年 8 月 1 日: さくら市と境界変更が行われました。
人口
大田原市の人口は、近年減少傾向にあります。 2020 年の人口は 72,087 人です。
行政
市長
代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 益子万吉 | 1955 年(昭和 30 年)1 月 18 日 | 1959 年(昭和 34 年)1 月 17 日 | 合併前の大田原町長 |
2 | 鈴木邦衛 | 1959 年(昭和 34 年)1 月 18 日 | 1971 年(昭和 46 年)1 月 17 日 | |
3 | 三森光夫 | 1971 年(昭和 46 年)1 月 18 日 | 1979 年(昭和 54 年)1 月 17 日 | |
4 | 渡辺正義 | 1979 年(昭和 54 年)1 月 18 日 | 1990 年(平成 2 年)3 月 31 日 | |
5 | 千保一夫 | 1990 年(平成 2 年)4 月 8 日 | 2010 年(平成 22 年)4 月 7 日 | |
6 | 津久井富雄 | 2010 年(平成 22 年)4 月 8 日 | 2022 年(令和 4 年)4 月 7 日 | |
7 | 相馬憲一 | 2022 年(令和 4 年)4 月 8 日 | 現職 |
議会
定数 21 人
国や県の出先機関
- 国の機関: 宇都宮地方検察庁大田原支部、宇都宮地方法務局大田原支局、大田原拘置支所、大田原税務署、大田原地域産業保健センター、大田原年金事務所、大田原労働基準監督署、塩那森林管理署、自衛隊栃木地方協力本部県北支部大田原地域事務所
- 県の機関: 栃木県那須庁舎(県税事務所、土木事務所、林務事務所、教育事務所、労政事務所、県北県民センターなど)、栃木県立県北体育館、県北食肉衛生検査所、県北健康福祉センター、栃木県住宅供給公社大田原支所
- 警察: 大田原警察署、黒羽幹部派出所(旧黒羽警察署)
- 裁判所: 宇都宮地方裁判所大田原支部
衆議院
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
栃木県第 3 区(大田原市、矢板市、那須塩原市、那須烏山市、那須町、那珂川町) | 簗和生 | 自由民主党 | 4 | 選挙区 |
経済
市内総生産
3,217 億 4,600 万円(2013 年度)
農業・畜産
大田原市は、米の生産高が栃木県内随一で、2004 年の生産高は 4 万トンあまりと、宇都宮市や那須塩原市の 2 万 7 千トンをも上回りました。 また、軟白ネギの「白美人ねぎ」も、その食味で高い評価を受けています。 近年ではイチゴ、ブルーベリー、梨などの果実類の生産にも力を入れています。
かつて盛んだった唐辛子の「栃木三鷹」を使った町おこしなども行われています。 農林水産省の地域特産野菜生産状況調査(平成 24 年、平成 26 年、平成 28 年)では、大田原市の唐辛子生産量が市町村別で日本一となり、2019 年 6 月 24 日に唐辛子生産量日本一宣言を行いました。 さらに、農林水産省の地域特産野菜生産状況調査(平成 30 年)では、県別、市町村別で生産量日本一となりました。
高級国産牛肉の大田原牛は、市内に本社を構える大田原牛超(大黒屋総本家)の登録商標です。
- その他: 竹(上野動物園のパンダの餌の生産地)、天鷹酒造(有機米を使用する製品を醸造する日本酒メーカー)、那須の春香うど
商業
東武宇都宮百貨店大田原店をはじめ、都市計画道路 3.3.1 号線沿線を中心に、大規模小売店の集中が目立ち、県北地域における一大商業施設集積地となっています。
- 主要な商業施設: ヤマダデンキ、カンセキ、東武宇都宮百貨店(大田原東武)、ヨークベニマル、ベイシア、ベイシア電器、カインズホーム、オートアールズ、東京インテリア家具、カワチ、TSUTAYA、ウエルシア薬局、サイクルベースあさひ、ユニクロ、GU、WonderGOO、イエローハット
工業
大田原市は、「田園工業都市」構想を掲げ、市内 4 ヶ所の工業団地(野崎、野崎第二、中田原、品川台)を中心とした企業誘致を推進しています。 特に国道 4 号沿いの野崎地区には、キヤノンメディカルシステムズ、富士通、大日本塗料、栄研化学、川田工業、日本フエルトなど、大手上場企業やそのグループ企業が集積しています。
他の地区には、資生堂、富士電機機器制御、JUKI、栃木ニコン、エス・オー・シー、JFE 建材フェンスなどの工場が操業しています。
姉妹都市・提携都市
- 岡山県井原市: 那須与一所縁の地
- セント・アンドルーズ(イギリス)
- ウェストコビナ(アメリカ)
- 東京都江東区: 災害時相互支援協定締結
地域
町名一覧
大田原地区
- 浅香 1-5 丁目
- 加治屋
- 城山 1-2 丁目
- 新富町 1-3 丁目
- 末広 1-3 丁目
- 住吉町 1-2 丁目
- 中央 1-2 丁目
- 富士見 1-2 丁目
- 本町 1-2 丁目
- 美原 1-3 丁目
- 紫塚 1-4 丁目
- 元町 1-2 丁目
- 山の手 1-2 丁目
- 若草 1-2 丁目
- 若松町
金田地区
- 赤瀬
- 荒井
- 市野沢
- 今泉
- 岡
- 奥沢
- 乙連沢
- 鹿畑
- 上奥沢
- 北大和久
- 北金丸
- 倉骨
- 小滝
- 戸野内
- 富池
- 中田原
- 練貫
- 羽田
- 町島
- 南金丸
親園地区
- 宇田川
- 荻野目
- 滝岡
- 滝沢
- 親園
- 花園
- 実取
野崎地区
- 薄葉
- 上石上
- 下石上
- 野崎 1-2 丁目
- 平沢
佐久山地区
- 大神
- 佐久山
- 福原
- 藤沢
湯津上地区
- 新宿
- 片府田
- 小船渡
- 佐良土
- 狭原
- 蛭田
- 蛭畑
- 湯津上
黒羽地区
- 片田
- 亀久
- 北滝
- 北野上
- 黒羽田町
- 堀之内
- 前田
- 矢倉
- 八塩
川西地区
- 大豆田
- 黒羽向町
- 寒井
- 蜂巣
- 桧木沢
- 余瀬
両郷地区
- 大久保
- 大輪
- 川田
- 河原
- 木佐美
- 久野又
- 寺宿
- 中野内
- 両郷
須賀川地区
- 雲岩寺
- 川上
- 須賀川
- 須佐木
- 南方
教育
大学
- 国際医療福祉大学
高等学校
- 栃木県立大田原高等学校
- 栃木県立大田原女子高等学校
- 栃木県立大田原東高等学校(定時制、栃木県立大田原女子高等学校に併設)
- 栃木県立黒羽高等学校
中学校
- 大田原市立大田原中学校
- 大田原市立若草中学校
- 大田原市立親園中学校
- 大田原市立金田北中学校
- 大田原市立金田南中学校
- 大田原市立野崎中学校
- 大田原市立湯津上中学校
- 大田原市立黒羽中学校
小学校
- 大田原市立大田原小学校
- 大田原市立西原小学校
- 大田原市立紫塚小学校
- 大田原市立親園小学校
- 大田原市立宇田川小学校
- 大田原市立市野沢小学校
- 大田原市立奥沢小学校
- 大田原市立金丸小学校
- 大田原市立羽田小学校
- 大田原市立薄葉小学校
- 大田原市立石上小学校
- 大田原市立佐久山小学校
- 大田原市立福原小学校
- 大田原市立湯津上小学校
- 大田原市立川西小学校
- 大田原市立黒羽小学校
- 大田原市立須賀川小学校
- 大田原市立両郷中央小学校
郵便
郵便番号は、3 つの集配局で担当しています。
- 大田原郵便局: 「324-00xx」
- 黒羽郵便局: 「324-02xx」
- 佐良土郵便局: 「324-04xx」
電話番号
市内全域は大田原 MA の管轄となり、市外局番は「0287」です。
文化・医療
病院
- 那須赤十字病院(災害拠点病院)
- 那須中央病院
図書館
- 大田原市立図書館
- 大田原図書館(複合施設トコトコ大田原内)
- 黒羽図書館(ピアートホール内)
- 湯津上庁舎図書室
交通
鉄道路線
- 東日本旅客鉄道(JR 東日本)
- 宇都宮線: 野崎駅
大田原市中心部からは、JR 宇都宮線西那須野駅が最寄り駅となります。
かつて存在した鉄道
- 東野鉄道: JR 宇都宮線西那須野駅を起点として、旧黒羽町、小川町(現・那珂川町)まで運行していましたが、1968 年に全線廃止されました。
- 大高前駅
- 大田原駅
- 中田原停留所
- 金丸原駅
- 白旗城址前駅
- 黒羽駅
- 那須軌道: 現在の中央一丁目近辺に馬車停留所があったとされています。
バス路線
- 大田原市営バス: JR 西那須野駅、JR 那須塩原駅、市役所、那須赤十字病院などを拠点に、市内の各地区を結んでいます。
- 関東自動車: 2012 年 4 月より、市営バスとして運行されていた一部路線が東野交通に移管され、合併により関東自動車の路線となりました。
道路
高速道路
- 東北自動車道: 市内にはインターチェンジがありません。
- 最寄りの IC は西那須野塩原 IC(那須塩原市)と矢板 IC(矢板市)です。
一般国道
- 国道 4 号(奥州街道)
- 国道 294 号
- 小川湯津上バイパス
- 国道 400 号
- 大田原西那須野バイパス
- 国道 461 号(旧陸羽街道・黒羽街道)
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
大田原市には、屋島の戦いの英雄・那須与一や、俳聖・松尾芭蕉ゆかりの史跡などが数多く存在します。
名所・旧跡
- 大田原城址(市制定史跡、龍城公園、城山公園とも)
- 黒羽城址(黒羽城址公園)
- 佐久山陣屋跡(御殿山公園)
- 福原陣屋跡
- 雲巌寺: 松尾芭蕉が立ち寄った寺院として知られています。
- 大雄寺: 大関氏の墓所があります。
- 実相院: 福原氏の墓所があります。
- 光真寺: 大田原氏の墓所があります。
- 玄性寺: 那須氏の墓所があります。
- 遍照院: 成田山新勝寺の分院です。
- 羽田沼: カモ、ハクチョウの飛来地です。
- 侍塚古墳: 5 世紀ごろの古墳です。徳川光圀の命により調査整備保存されました。
- 那須国造碑(国宝): 徳川光圀の命により建立された笠石神社に祀られています。
- 玉藻稲荷神社: 九尾の狐が化けたという玉藻前の神社です。
- 大田原神社
- 那須神社
- 金燈籠
温泉
- 大田原温泉 太陽の湯
- 黒羽温泉 五峰の湯
- 佐久山温泉 きみのゆ
- 湯津上温泉 やすらぎの湯
レジャー
- 大田原市ふれあいの丘(シャトー・エスポワール、天文館、自然観察館など)
- 栃木県なかがわ水遊園(水族館)
- 那須スポーツパーク
- ポッポ農園
- ゆーゆーキャビン(キャンプ場)泉
- 大野放牧場
- 那須野ヶ原ファーム
- 那珂川の観光やな(夏期)
- 道の駅那須与一の郷
- 湯けむりふれあいの丘広場
- TOKO-TOKO おおたわら(商業店舗、子育て支援施設、図書館、集合住宅等の複合施設)
- 芭蕉公園
- 御亭山緑地公園
- NASU FARM VILLAGE(乗馬)
- アングラーズパークキングフィッシャー(釣り場)
文化施設
- 芭蕉の館
- 栃木県立なす風土記の丘資料館湯津上館
- 那須野が原ハーモニーホール(コンサートホール)
祭事・催事
- 屋台まつり
- 与一まつり
- 大田原マラソン
- 与一の里大田原 佐久山納涼花火大会
著名な出身者
- 植竹喜四郎(植竹書院創業者)
- 植竹三右衛門(1854 年生、栃木県多額納税者、実業家、政治家・貴族院議員)
- 植竹三右衛門(1877 年生、栃木県多額納税者、実業家、政治家・川西町長)
- 植竹龍三郎(僧侶、実業家、政治家・衆議院議員)
- 川上正光(元東京工業大学学長、元電子通信学会会長、文化功労者)
- 高橋和枝 (声優)
- 緑川光(声優)
- 北勝力英樹(大相撲力士)
- 福田雅一(プロレスラー)
- 谷口宗一(シンガーソングライター・写真家)
- 大島美幸(お笑いトリオ・森三中)
- 大島弓子(漫画家)
- 真中満(元プロ野球選手) – 元東京ヤクルトスワローズ監督。
- 金澤岳(元プロ野球選手、千葉ロッテマリーンズ二軍バッテリーコーチ)
- 古内明(元大相撲力士、政治家・神奈川県相模原市市議会議員)
- 小室昂大(バスケットボール選手、京都ハンナリーズ)
- 益子卓郎(漫才コンビ・U 字工事)
- 小林千紘(ゴルファー) – 神村学園から明治大学野球部。
- 原田鋼(政治学者) – 中国大連で生まれ、間もなく大田原市に移住。
- 清水孝宏(シンガーソングライター)大田原ふるさと大使。
- すわじゅんこ(シンガーソングライター) -日本とミャンマーで音楽活動。(大田原市国際親善大使)
- 嶋均三(栃木県方言作家)
- 後藤あゆみ(プロボクサー)
- 佐藤貴史(俳優)
- 島崎晃(政治家)
- 中村達也(ジャズドラマー)大田原市ふるさと大使
- 相馬憲一(第 7 代大田原市長、第 107 代栃木県議会議長、元栃木県議会議員、第 34 代大田原市議会議長、元大田原市議会議員)
脚注
- “大田原 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024 年 2 月 10 日閲覧。
- “議会概要”. 大田原市. 2020 年 1 月 28 日閲覧。
- ^ a b 松井天山『栃木縣大田原町眞景』1924 年。
- 那須塩原市歴史文化基本構想 令和 2 年 3 月, 那須塩原市教育委員会, (2020), https://www.city.nasushiobara.lg.jp/44/documents/rekibunhonpen05-3.pdf
- 商工観光課 (2008 年 10 月 16 日). “光真寺”. 大田原市. 2009 年 9 月 6 日閲覧。
“大田原城(大田原氏)歴代城主霊廟”. 光真寺. 2009 年 9 月 6 日閲覧。 - “金燈籠-大田原市”. 大田原市文化振興課. 2020 年 7 月 5 日閲覧。
- 笠川真一朗 (2022 年 6 月 24 日). “高校の部活で挫折したバスケ選手 環境に違和感、転校を決断し切り開いたプロへの道(1/7 ページ)”. THE ANSWER. creative2. 2023 年 6 月 18 日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 大田原市 (ohtawara) – Facebook
- 大田原市 (@city_Ohtawara) – X(旧 Twitter)
- 大田原市 – YouTube チャンネル
- 大田原市観光協会ホームページ oh!大田原
大田原市は、歴史、自然、文化、産業など、様々な魅力が詰まった街です。 ぜひ一度訪れてみてください。
大田原市についてのクイズ
大田原市はどのような都市として特徴づけられていますか?
大田原市は近年「田園工業都市」としての発展が進んでいます。このコンセプトの下、市内のいくつかの地域に工業団地が開発され、特に国道4号沿いの野崎地区には多くの大手上場企業やその関連企業が集積しています。また、観光地としても歴史や自然が豊かで、松尾芭蕉や那須与一にゆかりのあるスポットが数多く存在しており、訪れる人々に様々な魅力を提供しています。ただし、商業面でも大規模な商業施設が集積しており、地域経済の中心にもなっていますが、主に「田園工業都市」としての姿勢が強調されています。
大田原市で見られる冬の気候として正しいものはどれですか?
大田原市は内陸性気候に属しており、冬季には冷え込みが特徴的です。地域の山々からの寒気が影響し、特に夜間は大変冷え込むことが多いです。また、冬の間には降雪も見られることがあり、四季折々の自然の変化を楽しむことができます。そのため、冬の冷え込みが厳しくなることは、大田原市の気候の重要な特徴として挙げられます。夏は高温多湿であり、特に梅雨の時期には集中豪雨に見舞われることもありますが、冬の冷え込みはこの地域の厳しい自然環境の一部です。
河北市の歴史において、1569年に関する出来事で正しいのは何ですか?
1569年、大田原市は大田原資清によって大田原城が築城された年とされています。これは、大田原市の歴史において重要な出来事であり、この城が地域の政治・経済の中心として機能しました。また、この時期は戦国時代にあたり、城下町が発展するきっかけともなりました。その後も大田原市は、城下町時代の名残を今に残す道路や文化の町として発展していきます。また、藩の成立や奥州街道の完成のような重要な出来事もありますが、1569年に位置づけられるエポックメイキングな出来事としては、大田原城の築城が特に重要です。
大田原市の人口傾向はどうなっていますか?
大田原市の人口は近年減少傾向にあります。この現象は日本全体で見られる少子高齢化の影響や、地域経済の変化、郊外へ移転する都市住民の影響などによって引き起こされています。2020年の統計では、大田原市の人口は72,087人と報告されていますが、これが過去の数値と比較して減少していることが問題視されています。市はこの問題に対処するため、地域活性化や移住促進策を講じる努力をしております。地域の人口動態の分析は、持続可能な地域社会の構築にとって重要な鍵を握る要素となります。